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2017.5.4

3パットで一変 イボミが完全復活宣言

<Photo:Atsushi Tomura&Matt Roberts/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)1日目

 迷いが吹っ切れた。強いイボミがよみがえる。大事な公式戦のスタートで、ついに完全復活を宣言した。きっかけは7番。この日、唯一のボギーを叩いたあとだった。「3パットです。あと3ホールでノーボギーのラウンドだったから、とても残念だったけど…。でも、あの直後、突然、どこが悪かったのか。はっきりわかった」と一気にまくしたて、「パッティングで素振りする時、カップインしたい、させたい-との気持ちが強すぎて、かなり力んでいたみたい。よけいな力を入れていたことが、違和感が払しょくできなかった原因でした」。

 失敗から学ぶ。これが、女王学だった。直後の8番、4メートルのパーセーブ。最終9番でも5メートルのパーパットを決め、全身で喜びを表す。ギャラリーから大喝采を浴びた。「公式戦らしいセッティングで、とても難しい。とても疲れた。それから、きょうは後半スタート。風が強くなり、終盤になってからは、日が陰ってラインを読むことに苦労しました。でも、気分が晴れやかです」と解説する。

 一方、ラウンド中もうれしいことがあった。「レキシー(トンプソン)と飛距離が変わらない」とも。ただし、これはアゲンスト限定だったが、「いい気分です」と飛び切りの笑顔をみせた。そして、今回が、日本ツアーデビュー戦のアンシネに話題が及び、「私も彼女を見てみたかった。あのスタイル…。皆さん、そう思いませんか。話題になる選手がツアーにいれば、それだけ盛り上がるでしょう」と力説している。

 ちなみに、前週、キムハヌルが今季初優勝。ツアー競技優勝者には、トーナメント規約の改正で、LPGA会員申請ができることについて、「ハヌルが、うらやましい。私だって、1日もはやく勝ちたい」とボルテージが上がった。

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