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2017.5.6

公式戦連覇、2週連続V キムハヌルはWターゲット

<Photo:Atsushi Tomura&Matt Roberts/Getty Images>

2017年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2000万円、優勝賞金2,400万円)大会3日目が6日、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部西コース(6,670ヤード、パー72)で行われ、堅実なプレーを展開した、キムハヌルが通算6アンダーで首位に立った。1打差の通算5アンダー、2位タイは連覇を狙うレキシー・トンプソン、ツアー初Vを狙う川岸史果。(天候:晴れ 気温:24.9度 風速:3.9m/s)

 公式戦連覇へ向け、単独首位で最終日を迎えるキムハヌルは、「不思議な1日でした」と振り返った。「結果を見たら、トップだったからです」。なるほど、前半で2バーディーを奪った後、ひたすらパーセーブの内容だ。堅実無比。公式戦の難しいコースセッティングでは、リスクを最小限にとどめ、ボギーを叩かない見本のようなプレーだった。

 「後半、風が強くなって、距離感を合わせることがとにかく難しい状況。17番のバーディーチャンスを逃したのは悔しかったけど、ノーボギーですから、良しとしましょう」。この日、特に気をつけたのは「第2打です」とも付け加えた。「このグリーンは、手前から行かないと大変なことになる。それは1日目から徹底していた。これまで、優勝をすると次の試合でいい結果が出ない。サイバーエージェントレディスゴルフトーナメントに続いて連勝できれば、新しい自分が引きだせるのではないか、と思っている。最終日はチャレンジャーになる」。

 同組で優勝争いを演じるトンプソン、川岸は飛距離が持ち味だ。「飛ばし屋の2人に、飲み込まれないように気をつけます。私は淡々と自分のスタイルで行く」と話す。トンプソンとは14年のクラフトナビスコ選手権3日目、同組でプレーしたことがある。「確か、成績は私が良かったと記憶していますけど…」。

 この日は、蛍光カラーのウエアが鮮烈だった。「朝から、きょうはとても暑かったから、涼しく見えるようにセレクトした」という。飛距離には、経験で勝負。1ストロークのアドバンテージと一日の長がある。

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