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2017.5.6

東に続いて西でも トンプソンが来た

<Photo:Atsushi Tomura&Matt Roberts/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)3日目

 弘法筆を選ばず。レキシー・トンプソンはコースも選ばない。ムービンデーで、68をマークしたのは、さすがの一語。1打差の2位タイで最終日を迎える。仮に、優勝を飾れば東西の両コースを制した、最初の女子プロに。「去年、3日目に65を出した。確かに3日目は重要な1日です。でも、私が心掛けているのは、毎日堅実にプレーする。その結果がこうなった」という。

5バーディー、1ボギーのラウンドは、持ち前の飛距離がアドバンテージになった、と思われがちだが、「きのうほどショットの調子は…。パッティングが良かった。特に変えたことはない。いつものルーティンで、リラックスしてプレーすることだけを心掛けた」。淡々と話す。

リラックス効果が、後半9ホールで、「2-3メートルのパッティングが、ことごとく決まった要因でしょう」と分析する。最終日、そのスタイルを変えることはない。この日、ホールアウトしたトンプソンの両足とシューズに、色が変わるほどの花粉が付着していた。それを指摘されると、「私は幸い、アレルギーがない。しっかりと呼吸をしていたから大丈夫」。ストレスを感じたら深呼吸が特効薬になる。幸せホルモンといわれるセロトニンの分泌をうながすからだ。

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