2017.5.12
高橋恵 前体重のニュー・バランスで一変
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ほけんの窓口レディース 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)1日目
雨で躍動。プロ2年目の髙橋恵が、今季の不振を一掃するようなプレーを展開した。「チップインバーディーが2回。アプローチがとてもいい。おかげで激しい雨もまったく気にならなかった。長かった中断時間も、コンビニエンスストアでご飯を食べてリラックスです。でも、再開前は屋根付きの駐車場で素振りを入念に行った」。中学2年で出場したステップ・アップ・ツアーのANA PRINCESS CUPで優勝し、プリンセス・メグや天才少女など将来を嘱望された逸材だ。
しかし、スランプに悩まされ、プロテストは2度目の受験で合格。勢いに乗ってLPGA新人戦加賀電子カップも制した。そのプロアマ戦では、良いことが。「伊藤園の会長と同組でプレーしたら、元気でいいね…と。その後、所属契約のお話をいただきました」と明かした。ところが、シーズンへ入ると、セカンドショットの不調から、予想外の成績が続く。
「アドレスで、かかと重心になっていました。今週は、前体重でパーオンすることがテーマ。バランスが良くなった。また、慎重になりすぎずに、構えたらすぐに打ったこともいい感じです」と自己分析した。サスペンデッド直前の2番では、ボギーを叩いたが、「悪い流れを切れたように感じる。あしたは、もっとメリハリのあるプレーを心がけます」。11ホールを消化して、2アンダーの高橋にとって、恵みの雨だった。
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