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2017.5.20

上田桃子 明日はパットが入れば勝てます!

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)2日目

 首位と3打差の6アンダーの3位タイからスタートした上田桃子が、5バーディー、1ダブルボギーの3アンダー69でラウンド。通算9アンダーとし、首位と1打差の2位タイに浮上した。

 この日はスタートホールの1番からバーディチャンスにつけるものの、これを決められなかった。ゴルフにタラレバは禁物だが、パッティングさえ入っていればというフラストレーションの溜まる1日となった。

 「入らなすぎますね。ずっとチャンスでした。6番ホールでティショットをOBにしてしまいましたが、ミスはそれくらい。特に後半は全部チャンスだったんじゃないですか」。

 不完全燃焼といった表情の上田だが、パッティングを決めるための糸口はしっかりと掴んでいる様子だ。

 「20センチや30センチじゃなく、1メートルくらいオーバーするタッチで打てると、ラインの読みも浅くなるし、良いスピードで入ると思うんです。結局、入らないと、合わせようとしてどんどん打てなくなる。1つ、2つ入ってくると気持ち良く打てるようになると思うんですが」。

 パッティングの上手い選手は、ボールが勢い良くカップに飛び込む。ボールの回転が良いからだ。上田が言う“良いスピード”とはボールの回転のことで、打てていないからボールの転がりが弱くなり、ちょっとした芝の影響も受けてしまう。今の上田は負のスパイラルにはまっているだけで、ちょっとしたきっかけで180度好転する可能性を秘めている。

 「明日は打てれば勝てます」。そう言い切れるほどにショットのフィーリングは良い。昨日、今日とパッティングが入らなかった鬱憤を晴らすべく、上田が明日の最終日に挑む。

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