昨年覇者の表純子　コース攻略の鍵はパッティング

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

　LPGAツアー第13戦『リゾートトラストレディス』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）の開幕を明日に控え、この日はプロアマ大会が開催された。舞台となる奈良県山辺郡のオークモントゴルフクラブ（6,538ヤード／パー72）は昨晩から降り続いた雨の影響で、プロアマ大会は13ホールへ短縮されて行われた。

　オークモントゴルフクラブはジャック・ニクラウス設計の難コース。特にグリーンは大きく、傾斜も強いためパッティングが鍵を握っていると各選手が同じ感想を述べている。ディフェンディングチャンピオンの表純子もその一人だ。

　「このコースは難しいですね。グリーンが大きくて傾斜が強いので、ピン位置にもよりますが、ピンと同じ面に乗せていかないと。今シーズンはパッティングがあまり良くないので」と課題を口にしていた。

　昨年は大会２日目でトップに立ち、最終日は前半で大きくスコアを崩していたものの、強風による影響で中止。ラッキーな形で優勝を手にした。

　「ディフェンディングという意識はないですね。早くみんな忘れてほしいです」。そう笑いながら話す表だが、現時点では９月の日本女子オープンゴルフ選手権競技への出場権がないため、連続試合出場を続けるには優勝するか、予選会を突破するしかない。運が味方してくれた大会を良い浮上のきっかけにしたい。