2017.5.28
悔やまれるのは最後のパットだけ 藤田さいきプレーオフで惜敗
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
リゾートトラスト レディス オークモントゴルフクラブ(奈良県)最終日
大会最終日は、首位と3打差の4アンダー9位タイからスタートした藤田さいき。ベスト10が目標だったと話すが、前半から好調なプレーを続け、一気に優勝争いの中心へ食い込んだ。
「今日はパッティングがよく決まってくれました。ここまでスコアを伸ばせるとは思っていませんでしたが、本当に悔やまれるのは最後のパットだけです」。
単独首位で迎えた最終18番ホールで、約1.2メートルのパーパットを外してしまい、結果的にプレーオフに持ち込まれる形となってしまった。自身6年ぶりとなるツアー優勝はあと少しのところで逃してしまったが、大きな自信を手にした最終日にもなった。
「パッティングがなんとか良くなって、この位置まで戻ってこられたのは嬉しいですね。今日はギャラリーも多くて、気持ち良くプレーできたのも後押しになったと思います」。
同い年で、尊敬する存在でもあった宮里藍の引退発表に「めちゃくちゃ寂しいです」とその想いを述べていた藤田。「自分の場合は年齢の割には飛距離も出る方だと思いますし、まだ体の状態もいいですし、体がまだやれるうちは頑張りたいと思います」。
藤田のような存在が奮起してくれることで女子ツアーの試合はさらに魅力的なものになることは間違いない。
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