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2017.6.24

先週1打の重みを痛感した鈴木麻綾が単独首位に浮上

 2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第10戦『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の大会2日目が、静岡県御前崎市の静岡カントリー浜岡コース(6,384ヤード/パー72)で行われた。7位タイからスタートした鈴木麻綾が、この日のベストスコアとなる67をマークし、通算8アンダーで単独首位に浮上した。4打差の4アンダー、2位タイに地元静岡県出身の本多奈央、石山千晶、シェーユーリン、石川明日香、小野祐夢の5名が続いている。(天候:曇り時々晴れ 気温:24.6℃ 風速:2.2m/s)

大会公式HPにて 各日7:30からライブ配信!

 「昨日も今日も“フォアー!”って言っちゃった(笑)」と、スタートホールのティーショットを右に曲げてしまった鈴木麻綾。「昨日は左で、今日は右だったんですけど、2日間ともパーで上がれました。2番でボギーを叩いたけど、次からはバーディーが獲れるホールが続くので、1個1個頑張ってバーディーを獲ろう」と気持ちを切り替えた。その言葉通り、3番から3連続バーディーを奪うと、7番、8番も連続バーディーを奪取。9番こそボギーとしたものの前半を33で折り返した。「ここは、バックナインが難しいんですけど、後半はボギーを打たないように1打1打集中してやりました。今日はショットが凄く良かった。バーディーチャンスにも多くつけられて、それをキッチリと決めることが出来た」。後半もスコアを2つ伸ばし、2位に4打差をつけ、単独首位で2日目を終えた。

 今シーズンは2日目を終えて、パナソニックオープンレディースで首位タイ、ツインフィールズレディーストーナメントでは、首位に1打差の2位と2試合とも最終日最終組でラウンドし優勝争いを演じている鈴木。「最後に精神力の弱さが出てしまうんです。先週もそうだったんですけど、16番終わって速報ボードを確認したら、単独首位に立っているのに気づいて、17番で2オンして“いける!”って思っちゃいました。パットの調子も良かったので、まさか、17番、18番で連続ボギー叩くとは思いませんでした。いままで“1打1打集中”って言っていましたけど、本当に1打が大事だと思い知りました」。先週のルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディースで、結局、1打足りずにプレーオフにも進めず悔し涙を流した。

 「もう2位、3位はいらない。勝つよ!今回は。勝ちたいじゃダメ。明日は勝ちます。泣くのは、もう嫌」。今シーズン、幾度となく優勝争いを重ねてきて、先週、本当の1打の重みを知った鈴木が、ステップアップツアー初優勝を勝ち取りに行く。

大会2日目 コメント集

本多 奈央 (2位タイ:-4)地元静岡県出身
「緊張していたので、あっという間の1日でした。ショットの調子が良かったので、安心してラウンド出来ました。地元開催で、ギャラリーの方も一緒についてきてくれて応援してくれたので、力になりました。明日も緊張すると思うけど、それも楽しんで頑張りたいです。対策は、深呼吸しかないですね(笑)」

保坂 真由 (64位タイ:+4)4番ホールでホールインワン達成
「9番アイアンで打ったんですけど、入ったところは見えなかったです。先に打った2人がベタピンに付いていて、私も頑張って近くに寄せようと思ったら、入っちゃいました(笑)。凄く感触は良かったんですが、まさか入るとは。ずっとパットが悪くてスコアを崩していたんですけど、2つも戻せました。パターを使わないで(笑)。ホールインワンは、プロになって初めてだったので、メチャクチャうれしかったです」

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