大好きな北海道で姜秀衍が今季2勝目に王手

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

　LPGAツアー第22戦『北海道 ｍｅｉｊｉ カップ』の大会2日目が、北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース（6,476ヤード／パー72）を舞台に行われた。前日と同じように島松コースでは風が強まったり弱まったりする難しいコンディションとなったが、そんな中で通算7アンダーまで伸ばした姜秀衍が単独首位に立った。（天候：曇り　気温：21.7℃　風速：4.5m/s）

　スタートホールでボギーを叩いた姜秀衍は、朝から強い風が吹いていたこともあり、今日は難しい1日になるかもと予感していたと言う。ただ、その風が逆にプレーを丁寧にさせた。後半の9ホールは4連続を含む5バーディー、ノーボギーという完璧なラウンド。

「島松コースのグリーンはラインを正確に読んできっちりストロークできれば、素直に入ってくれるので自分の中ではかなり好きなコースです。昨日からショットの調子は良かったんですが、パッティングが入らなくて。今日の午前中も同じように入らなかったんですが、タッチを修正というか意識したら、後半はよく決まりはじめました」。

　北海道はカニや海鮮など食事も美味しくて試合で訪れるのを本当に楽しみにしているとのこと。また、アメリカで長い間プレーしてきた経験から洋芝に対してもいいイメージを持っている。風の中でプレーも長年の経験があるから問題ないと自信ありげに話す姜に、付け入る隙はないように感じた。