リラックスモードで好位置をキープ　山田成美が首位と2打差で最終日へ

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

北海道 ｍｅｉｊｉ カップ　札幌国際カントリークラブ 島松コース（北海道）2日目

　5アンダーの単独首位からスタートした山田成美が3バーディー、3ボギーのイーブンパー72でラウンド。スコアこそ伸ばせなかったものの通算5アンダーとし、首位と2打差の3位タイの好位置につけた。

　途中連続ボギーになりそうな場面でも粘り強くプレーできた影にはハウスキャディの渡辺優華さんのサポートがあった。

　「キャディさんとの会話で上手く気持ちを切り替えることができたと思います。プレーに関する話だけじゃなく、食べ物の話や家族の話なんかをキャディさんがしてくれたおかげで、リラックスしてプレーすることができました」。

　6月の『ニチレイレディス』では初日に64を出して首位発進をしながらも、2日目78、最終日は80と大きく崩れてしまった。その経験があったからこそ、今回は自分自身で成長していることを証明したかった。

　「ニチレイのときは、ボギーが先行すると取り返さなきゃと思いすぎてどんどん悪い流れになり、それを断ち切ることができませんでした。今回は楽しく回れているので、ボギーがきても取り返せると言う気持ちもあるので、気持ち的に楽にラウンドできています」。

　明日は追いかけられる立場から追いかける立場になるが、山田にとっては変なプレッシャーを感じずに自分のプレーに集中できるかもしれない。自分がやるべきことをやるだけ。相性抜群のキャディさんとともに明日の最終日は夢の実現に挑む。