2017.8.10
ホステスプロとして最低限の仕事を!
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
今大会の2008年のチャンピオンでもある原江里菜が苦しんでいる。今シーズンは開幕から自身初となる3試合連続予選落ちを経験。その後は持ち直したものの、直近の3試合では2試合で予選落ちをするなど調子を崩している。
「決して状態は良くないですね。ただ、今週はコーチに来てもらって、自分が修正したい箇所というものが明確になったので、気持ち的には良くなっています」。
技術面で自分の思うスイングができない時間が続くと、考え方もマイナス方向へ進んでしまいがちになる。求めているものが高いほどそうなる傾向は強い。原自身も修正すべき点が頭の中で混乱していたのだろう。ただ、それが整理できたからといって1日や2日で良くなるほど甘くはないことも原はわかっている。「直したくても直らない。そのストレスと今週はどう戦っていくかです。100点は望めませんが、ホステスプロとして最低限やらないといけないと思っています」。
最低限とはもちろん予選通過。昨年のプロアマ大会の日は腹痛に襲われ1ホールで棄権し、虫垂炎との診断を受けた。手術をせずに、薬で炎症を散らす処置をしながら3日間を戦いきった辛い?思い出がある。ホステスプロトしての責任感の強さには感服する。様々な思い出が詰まっている大会で、浮上のきっかけをつかみたい。
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