2017.9.17
最終日の舞台裏 自分を叱る比嘉 自分をほめた岡山
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
マンシングウェアレディース東海クラシック 新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)最終日
首位タイからスタートした比嘉真美子は、6バーディー、2ホギーの68とスコアを伸ばしたが、通算11アンダー。2打差の2位に終わった。「40点ぐらいです」。自己評価はとても厳しい。「この2日間、凡ミスが多かったから。いいプレーもありました。でも、私は、1ラウンドで18回のチャンスをモノにすることを、どんな状況でも、自分なりのルールとしている。だから、40点です」と付け加えた。7番、第1打をフェアウエイへヒットしながら、第2打のミス。11番の第1打をバンカーへ入れたことを反省しているのだ。
一方、3位タイにもかかわらず、笑顔をみせたのは、岡山絵里。イーグル賞がかかった、15番で2オンに成功し、10メートルを沈めた。「(賞があることは)知っていました。だから、すごく緊張して……。フックラインをうまく打てたと思う。ずっと、自分と戦っていたから、ごほうびです」と話した。最終日に崩れるシーンが多い。その理由は、「自分がマイナス思考だから。2番で3パットのボギーを叩いた後、悪いイメージを引きずらないように、きっちりと切り替えることができた。ミスをしたら、自分はへたくそと思って、意気消沈する。確かに、優勝はしたい。でも、最終日にスコアを伸ばす選手になることが当面の目標」。叱咤激励の比嘉と、岡山の自信回復は次週以降、どんな結果をもたらすのだろう。
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