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2017.10.5

畑岡奈紗、Vのご褒美にうっとり

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2017年LPGAツアー第31戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)が10月6日、静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6,589ヤード/パー72)で開幕する。5日は、プロアマ大会を開催。また、10月1日付でLPGA会員に承認された畑岡奈紗、イボミへ会員証授与が行われた。

 史上2人目の3週連続優勝を目指す、畑岡奈紗。この日はLPGA会員入会申請が承認され、会員証が授与された。「水色のTPD単年登録の時と違い、カードが緑色になった。同じものでも、ズシリときます。プロテストに合格しなければ無理だと思っていた。それが自分で優勝をしたことで、手に入れることが…。とっても、うれしい。また、今年はLPGA50周年。しかも、(イ)ボミさんと一緒ですから一生の記念になります」。何度も、何度も会員証を見ながら、自然に笑みがこぼれる。

 そうはいっても、喜んでばかりはいられない。今大会は自身の成長を見極める大事な試合だ。「去年、アマチュア最後の試合が、ここでした。この1年で、どこまで自分が変わったのか、ひとつの目安にしたい。きょう、プロアマ戦でプレーした感じでは、9番など飛距離がアップしていた。調子もまずまずだし、クラブがよく振れていると思います」と話す。しかし、3週連続Vはあくまでも副産物にすぎないことを強調した。「記録ばかりが頭にあると、プレーに集中できません。いつも通りのプレーを」と言い聞かせている。

 一方、数字へのこだわりを明かした。「ラッキーナンバーというわけではありません。でも、人生で唯一のホールインワンをした際、ボールのナンバーが4番。前週の日本女子オープンで優勝した時も4番のボールを使っていた。その前のミヤギテレビ杯は、1番。1、4番の相性がいいみたいですね」。取材にちょっとした、こぼれ話を加える。取材時のリップサービスも急上昇中だ。

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