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2017.10.28

首位で最終組。永井花奈、初Vは『ピョコッと』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2017年LPGAツアー第34戦『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円・優勝賞金1,440万円)大会2日目が10月28日、埼玉県飯能市・武蔵丘ゴルフコース(6,580ヤード/パー72)で行われ、通算7アンダーとスコアを伸ばした、永井花奈が首位に立った。1打差の通算6アンダー、2位タイは畑岡奈紗、穴井詩、ペヒギョンの3人。(天候:雨 気温:14.7℃ 風速:4.0m/s)

 2日連続、同組での優勝争い。しかも、自身初の最終組だ。単独首位でツアー初Vへ挑む、永井花奈はムフフ…。「私以外の2人は、飛距離が自慢。きっと、ゴルフファンの皆さんも期待しているのではないでしょうか。どうやっても、飛距離ではかなわない。だから、私は陰に隠れて、ピョコッとしています」と、思わせぶりな意気込みを語った。

 表情はにこやかだ。インタビュールームへ登場したのは、通算2回目だという。好調なプレーを支えたのは復調急のショット。「とてもいい感じです。昨日もよかったけど、今日はそれ以上。加えて、ショートゲームで特に微妙な距離もうまくイメージが出ます」と分析した。前週の予選落ち直後から、猛練習を行っている賜物だろう。自身が、基本とする6Iのスイングチェック。ただし、今大会は、その6Iはキャディーバッグへ入れていない。代わりに6Uなど、3本のユーティリティーを。

 「今日も10回、ユーティリティーが活躍してくれた。ラフからのショットはイメージが出しやすく、フェアウェイでも、ボールが簡単に上がる。いいことばかりです。6Iはちょっと不安があるから、同じ飛距離の6Uを入れたのは大正解」と、スーパーウェポンへ感謝の言葉を伝えた。コースや調子に合わせ、現状を分析し、セッティングをすることもプロの重要な能力。「最終日は、雨でしょう。でも、私は天気で有利とか、不利などと考えません。自信をもっていく。明日が楽しみです」と結んだ。

 なるほど、晴天の1日目、途中から雨模様の2日目も大いにプレーを楽しんでいた印象。そんな姿をみていると、ミュージカル「セントルイス・ウーマン」のためにつくった、ハロルド・アーレンの名曲が脳裏に浮かぶ。「降っても晴れても」だ。最近では、ノーベル文学賞を受賞した、カズオ・イシグロの夜想曲集でも、取り上げられている。降っても晴れても-ピョコッと、初V。ドラマチックだ。

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