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2017.11.17

2nd day プラスワン~岩橋里衣~

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

大王製紙エリエールレディスオープン エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)2日目

 シード権獲得を目指し、今年も悲喜こもごものドラマが展開されている。この日、68と15位タイから、急浮上。下剋上、いやジャイアントステップの可能性が大きくふくらむ。賞金シード権獲得には、最低でも単独5位以上の成績が必要だ。ところが、来年のリランキング制度の導入で、55位以内の選手は、2018年LPGAツアーの前半出場権を得られる。加えて、60位以内に食い込めば、サードQTをスキップと、61位の岩橋里衣にとって、1ストロークがより重要な意味をもつ、2日間だ。

 「終盤戦になって、何かを替えなければ。そんな気持ちになって、1カ月前からパターを替えた。でも、しっくりとこない。前週は、1メートルのパッティングにも不安が残るほどでした。今週から8年使っているエースパターに戻し、プレーした。きょうは、とてもいい感じです」。プロ4年目でレギュラーツアーへフル出場は今年初めてだ。「ずっとステップアップツアーでしたから、毎日が新鮮でとてもやりがいがある。レベルが違うし、コースも難しい。確かに大変だけど、頑張った分は、皆さんが評価してくださるから、やりがいがあります」という。

 やらなければならない環境を創作する意味で、昨年オフに「車を購入しました。ローンです。頑張らいないといけない。お金はつかわないと入ってきませんよ、ね」。おっしゃる通りである。返済は今季の獲得賞金で完済したそうだ。女子プロゴルファーといえば、やはり個性派が多い。岩橋の個性がわかるのは、宿舎選びだ。「朝起きて、窓を開けるのがルーティン。私、変なジンクスがある。街中のホテルに泊まると、窓が開かないところばかり。予選落ちが多い」と切り出した。

 で、どうしたかといえば、和風にこだわったのだ。「和室なら、スーツケースを広げても、まだスペースがある。部屋でストレッチができて、窓からいい景色をながめることができます。それから、ただの遠征ではつまらないから、出かけた土地で人と人との触れ合いを大事にしたい。チェックインする時、顔を合わせて手続きを済ませ、儀礼的な会話だけに終わるよりも、毎日、宿の皆さんとおしゃべりすることが楽しい。人と人とのつながりは大事なこと。たとえば、夕食のときに、一品サービスをしていただくと、ものすごくうれしい」。

 その気持ち、わかります。日本人に生まれて良かった。そんな気持ちを忘れない。また、女子では希少なフェードヒッター。「10年ぐらいになる。ドローでは、曲がり幅の修正が難しい。コーチから、フェードの方がいいんじゃない、とすすめられ、こちらにしました」と語った。ホールアウト後には、練習場でコーチが作成したドリルを実践。「4週前につくっていただいた。笑っても、泣いても、あと2日ですね」と締めくくった。笑っても-のひとことを意識して、最初に。これも、決戦へ挑むこだわりのひとつと、受け取ったが、さて-。

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