2018.1.10
2018ルーキー特集 第2回 小祝 さくら
<Photo:Masterpress/Getty Images>
2018ルーキー特集第2回は、ファイナルQT9位の小祝さくらです。
小祝さくら〈こいわい さくら〉1998年4月15日生まれ 北海道出身
プロ2年目は、独り立ちがテーマ。ツアーを転戦するため、千葉県内に拠点を置いた。
「北海道は冬場、雪でプレーができない。今年は、とりあえず千葉に部屋を借ります。もし、そこで暮らせそうだったら、そのままで…。母も、たまには来てもらうけど、ほぼ1人で生活します」。昨年の最終プロテスト、ファイナルQTを振り返り、反省をふまえ、こんな話をしている。「特別、プレッシャーを感じたわけではありません。ただ、ともに1日目のスコアが悪い。ちょっと叩きすぎでした。でも、あと3日間あるから、2日目からスコアを伸ばせればいい。そんな感じで切り替えた」。
クラブを握ったのは、8歳からだ。「母がスクールへ通っていた。私も、最初はただついていっただけです。でも、習い事のひとつのつもりで、ゴルフをはじめることに。中学1年の時は楽しくなかったけど、それ以外は夢中でした」といい、「頑張れば、スコアがよくなる。優勝ができる。それが励みになった」と笑った。ベストスコアは65。「1回は千歳空港カントリークラブ、もう1回は、16年のニッポンハムレディスクラシックの大会1日目でした。考えてみると、ゴルフ以外のスポーツはダメ。中学時代、50メートル走で11秒6もかかっていたぐらいです」と話していた。
ちなみに、練習ラウンドでは、「スコアを数えない。球筋やスイングなどをチェックするだけです」とも。趣味はアイスホッケー観戦だ。「知人がやっているからです。ゴルフとは正反対で、室内競技で格闘技の要素もあることがいい」。静と動のコントラストが、強烈で新鮮だ。
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