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2018.3.2

一気に首位 鈴木愛、さすが-の第2日

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2018年LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額・1億2,000万円/優勝賞金・2,160万円)第2日が2日、沖縄県南城市・琉球ゴルフ倶楽部(6,558ヤード・パー72)で行われた。絶好のコンディションに恵まれ、好スコアが続出。66で回った鈴木愛が通算8アンダーで首位に立った。1打差の通算7アンダー、2位タイは川岸史果、李知姫。4位タイで8年ぶりのツアーVを目指す、諸見里しのぶがつけた。(天候:晴れ 気温:18.9℃ 風速:2.8m/s)

 開幕前日に続いて、今季は2度目の公式会見。首位に立った鈴木愛は第2日、好調の要因を質問されると、「まぐれ」と話し、爆笑を誘った。屈託のない笑顔と女王の風格がうまくミックスされ、独特の雰囲気を醸し出す。「パッティングがとてもよかった。1Wもいい。しいてあげると、アイアンショットがちょっと…。芝が逆目の時、クラブがささり気味に入ることが、気になります」という。

 1月18日から親交のある千葉ロッテの選手と、沖縄で合同自主トレを行った。しかし、ハッスルしすぎて、思わぬアクシデントに見舞われたそう。「今年は、メニューがキツいと事前にいわれていた。それなりに、気合を入れてきたんです。でも、左足の太もも裏の軽い肉離れを起こし、不完全燃焼。残念です」。いいことばかりがあったわけではなかった。そうはいっても、けがをしたことでプラスになったこともある。

 「福浦さん、岡田さんなど、ロッテの選手の皆さんから、焦ってはいけないと親身にアドバイスをいただきました。沖縄の後、アメリカへ行き、本格的な打ち込みを始める予定でいたけど、痛みがあって足を踏ん張ることができない。そこで、アプローチや、パッティングなどに重点を置いた。おかげで、ショートゲームが上達。悪いことばかりではなかった。また、けがをしたことがないから、丈夫な体は本当にありがたい。心からそう思うようになった」。しみじみと語っている。

 すべてをプラスに変える能力は昨年、タイトル奪取で苦しい経験から学んだことだ。外見ではなく、内面がスケールアップした。そして、忘れてはならないことは、トークの冴え。6バーディー、ノーボギーのラウンド以上に素晴らしかった。

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