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2018.3.2

復活と執念 諸見里しのぶ、沖縄で魅せた

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)2日目

 8年の空白を埋める。キーワードは『復活』。しかし、諸見里しのぶは、「復活? まだまだです。できれば、きょうは単独首位に立ちたかった」と悔しそうな表情を浮かべた。リランキング制度の導入で、前半戦が勝負。また、ファイナルQT60位と出場できる試合が大幅に限定されてしまう。つまり、LPGA会長・小林浩美が何度か口にした「1打の執念」をより意識する。「朝一番のティーショットから、すべてを大切にしている。でも、思い切りよくプレーすることを忘れてはいない」。

 左肋軟骨を痛め、コース外で長く苦しい戦いを続けた。「2010年ぐらいから、痛みを感じるように…。でも、当時は我慢をすればプレーできたけど、13年、14年はとても深刻でした。お医者さんを次々に回っても、原因がわからない。15年は心と体が折れるぐらいです。ストレスが全身に充満していたと思う。練習をしたくてもできないのですから、なおさらでしょう」と本音を漏らす。

 が、信念は揺らがない。「絶対に良くなる、と信じていた。そうしたら、去年の後半戦から痛みがうすらぎ、ショットが良くなって」。今オフは、久々に充実の毎日を過ごす。とりわけ、22日間のタイ合宿は効果抜群。「朝6時半からラウンドし、休養を入れて午後は5、6時間、ずっとパッティンググリーンで練習です。確かに、大変だったけど、ずっと悔しさばかりを味わってきたから、練習できることが楽しい。また、それだけ練習をできる体力が戻ったと思うと、うれしくて」といい、「あすからの決勝ラウンドで、地元の皆さんへいいプレーをたくさん披露したい」と力を込めた。

 ちなみに、ゴルフ漬けの毎日で、唯一の息抜きは毎週日曜日の大河ドラマを見ること。「歴史は大好きだけど、幕末から近代史はそれほど興味がなかった。だけど、この時代は変化が大きく、かなり面白そうです。4日の夜、いい成績を残して、おいしいビールを飲みながらみられたらいいなぁ」とほほ笑んでいる。きょう3月2日は、ミー・ツーの語呂合わせで出会いの日。インタビューを終えると、ファンがサインを求め、長い列を。そのひとりひとりに、感謝を込め、応じる姿が印象的だった。

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