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2018.3.18

ホップ・ステップ・ジャンプ 鈴木愛、今季初V

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

 2018年LPGAツアー第3戦『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額・5,250万円/優勝賞金・945万円)の最終ラウンドが18日、大阪府茨木市・茨木国際ゴルフ倶楽部/6,261ヤード・パー71)で行われ、鈴木愛が通算8アンダーで今季初優勝。1打差の通算7アンダー、2位は全美貞、3位は通算6アンダーで酒井美紀が入った。(天候:晴れ 気温:15.3℃ 風速:1.1m/s)

 結果は1打差。ところが、一度も首位に並ばれることがない。これが今季の鈴木 愛、成長の証だ。開幕戦から3戦連続の優勝争い。3位→2位ときたのだから、今大会は1位である。周囲から、「私は気にしていなかったけど、そういわれました」。ホップ・ステップ・ジャンプの優勝だった。

 優勝が決定し、「久しぶりに勝てました。去年のアース・モンダミンカップ以来です。チャンスは何度もあったけど、勝ちきれない。やっとですね」。安堵のため息を漏らした。2番で20ヤードの第3打をチップイン。早々と流れを引き寄せる。4番でも、4メートルのバーディーパットを決めた。「今回は、内容を重視がテーマ。あえて、スコアボードは見ずにプレーをした。18番のパーパットまで、キャディさんに確認していない」。有言実行だ。型をもたずに、自在。無形の形が強みでもある。

 たとえば、生命線のパター選択。「今朝、スタート前の練習で、フィーリングが良かった、エースを使うことにしました」と説明した。長い距離で昨日まで使用した、2本のパターをそれぞれ5-10分、ストロークしてボールの転がりだけを見る。「体でしっかり打っているか、それが決め手」だった。最良の結果は、その日の最良の道具から。2018年、初めて投入したエースパターがVを運んできた。

 「4番や9番のバーディーなど、しっかりチャンスを決めて、流れをつくることができた。朝の直感もさえていましたね」。今週、21日には、米国遠征へ出発する。「勝って気分よく、アメリカへ行きたい」と話しており期待が、どんどんふくらんで行く。「成績はもちろんだけど、海外メジャーへ挑戦すると、何が足りないのか。明確な答えが出ます。自分に足りないものを補うために、練習をする力になる。今まで、年間2勝以上をあげたことがない。とりあえず、今年は3勝を-。賞金ランキングのことは、あまり考えてはいない」。さらりといってのけたものの、やはり途中経過とはいうものの、1位は気分がいい。賞金ランキング、平均ストローク、平均パット数、平均バーディー数など、早くも首位に。

 「日本では2試合、お休みするから、また抜かれてしまいますね。でも、抜き返せば、いいか」と、納得顔だ。女王の自覚と責任。自身が最もわかっている。

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