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2018.3.18

原田香里のプラスワン・テック

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

Tポイントレディス ゴルフトーナメント 茨木国際ゴルフ倶楽部(大阪府)最終日

 賞金女王、メルセデス最優秀選手賞など、タイトルがもたらした成長と自覚の優勝。大会を通して、鈴木 愛選手のプレーは、そんなメッセージを送っているように感じた。愛さんといえば、パッティングのイメージが強い。しかし、ショートゲームもかなり上手-でした。特に、今季は、さらに磨きがかかっていることは、見逃せない。どこが違うかといえば、柔らかさが加わったことだと思う。ソフトなボールがチャンスをつくり、ピンチをしのいだ。「オフのアメリカ合宿で、ショートゲームの練習をたくさん行った。世界で通用するには、そこが足りない」と話していたことを最終日、実践してみせてくれた。

 ショートゲームの鍛錬は、ショットへも、しなやかさをもたらしたと思う。グンと全体のレベルが上がってきた。ただ、ひとつだけ、気になったことが…。パッティングが決まらない時、インパクトの後、ほんの少しだけクラブヘッドが上がる。もちろん、それは、本人もわかっていることでしょう。きっちりと修正してくるはずです。今日の優勝は、あらゆる意味で、価値のある勝利でした。何よりも、最高の気分でANAインスピレーションへ向かうことができる。大活躍をしてくれる、と期待せずにはいられない。

 確かに、本人がいつも口にするように、「開幕戦から、賞金女王として恥ずかしいプレーを見せるわけにはいかない」は、当然のこととしても、タイトルのプレッシャーがいい影響を及ぼしていることは、間違いなし。プレー中、一喜一憂することがなくなったことも、好印象です。さらに、女王となってもおごることがない。去年と変わらず、試合中は日没まで、練習に励んでいました。精進を続ければ、きっちりと結果が出る。ひたむきな姿勢こそ、名手を支える原動力、と再認識した試合でした。

(担当理事・原田 香里)

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