マンシングウェアレディース東海クラシック　第1日目

　LPGAツアー第26戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』（賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円）が、今年から愛知県知多郡の南愛知カントリークラブ美浜コース(6,428Yards、Par72)に舞台を移し、今日より3日間開催される。本コースは伊勢湾を眺望できる戦略性に富んだ丘陵コース。

　大会初日となったこの日の天候は晴れ、気温27.5℃と残暑の日差しを浴びてのラウンドとなった。その中でプロ18年目のベテラン鬼沢信子が、7アンダーで2位と3打差をつけて首位に立った。2位タイには4アンダーで小川あい、川原由維、全美貞（ジョンミジョン・韓国）の4人が続いている。『ゴルフ5レディス』、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』に続き3週連続優勝を狙う飯島茜は3アンダーで5位タイにつけている。

1位　鬼沢信子
　9バーディー2ボギーのトータル65で初日を終えた鬼沢。「今日のプレーは100点満点です」と満面の笑みを浮かべた。「（好スコアがでる予感は？）そんな感じはしなかったけど、ティーショットがまずまずのところにいって・・・あとパターが良かったですね。（6番ホール終わってベストスコア更新の意識は？）ちょっと意識しました。自分のベストスコアを予想以上に超えると思ったので。（ベストスコアは）67です。2ストローク更新できて嬉しいです」と今日のラウンドを振り返った。「（初優勝への意識は）したいですよ、やっぱり。その感じを味わってみたいですね」とツアー初優勝へ向けて意気込んだ。

2位タイ　小川あい
　「パターの感じが良かった。もう少し入ってくれても良かったかな・・・。（飯島選手の優勝が刺激に？）はい。勝ったのも目の前で見ていましたし。（3週連続は阻止したい？）できれば、そうしたい」。

2位タイ　川原由維
　「今日はずっと落ち着いてできて、ゴルフは良くなってきました。今日はピンを攻めていきました、強めに」。

2位タイ　全美貞
　12番ホールからツアータイ記録となる7連続バーディーを奪取し、9ホール最小ストローク記録にも並んだ。
　「（途中緊張は？）ちょっと緊張したけど、パターが短かったら大丈夫でした。（ハーフターンできっかけが？）前半いいプレーが出来なかったから、後半はパターをもっと集中しようと思ってプレーしました。（ギャラリーの反応は？）ギャラリーの方からも声をかけてもらって、応援してもらうのがすごく嬉しいし、それが力になります。（明日は）思った通りにショットを打って、楽しくプレーしたいです」。

なお、9ホール終了後に体調不良のため藤田幸希が、18ホール終了後に腰痛のため河上悦子が棄権した。