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2018.4.27

あらら…4パット 永井花奈、それでも首位

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 LPGAツアー第9戦『サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が27日、静岡県三島市・グランフィールズカントリークラブ(6,515ヤード・パー72)で開幕した。大会第1日は好天に恵まれ、大混戦。67をマークした新垣比菜、永井花奈が5アンダーで首位に並んだ。1打差の4アンダー、3位タイは笠りつ子、吉田弓美子、斉藤愛璃、イボミ。(天候:曇り 気温:22.6℃ 風速:2.9m/s)

 好事魔多しだった。パー5は、バーディーチャンス。ところが、予期せぬ落とし穴があった。14番、手前段の下へ3オンした永井花奈は、「2パットのパーでしっかり上がろう」。ここまで5バーディー、ノーボギーと快調にスコアを積み上げていた。が、何と4パットのダブルボギーになるとは、まさに超がつく想定外。

「ラインの読み間違いでした。でも、それを分析したのは、あのホールが終わってからです。あの場では、目の前だけのことばかりだった。ちょっと外して、遠くからもう一度、仕切り直しすればよかったと思います。でも、ヒットミスではなかったし、パッティングはカップをオーバーしたのが幸い」と苦笑まじりに振り返った。

 とはいえ、悪いことの次には良いこともある。続く、15番では、「怒りがラッキーにつながったのかもしれない。ティーショットで思い切りクラブを振り切れた。それまで少し、1Wに不安があったのは、ちゃんと振り切っていなかったから…。それがわかって、バーディーまでとれたから、ラッキーだと思います」。最終18番も、ピン横4メートルをきっちりと沈め、バーディーフィニッシュする。終わってみれば、首位スタートだった。

 「1日を総括すると、やはり1番でバーディーがとれたことが大きい。グリーンのラインがパッとわからず、それならストレートで-。これが入った。また、後半のスタート10番では、ティーショットが左バンカーのあごへ。ここでも、パーセーブをできた。午前、午後、それぞれのスタートで流れを崩さなかったことが、良かった要因だと思います」と話した。

 今季はプロ3年目。現在、女子ゴルフ界を席けん中の黄金世代を、1年先輩の永井は、いったいどう見ているのだろう。「周囲を気にしている余裕がありません。正直な話、自分が良ければいい。いいスコアを出せればいいんです」。さらりと口にする。また、「私としては、ピンポジションが簡単だったのかなぁと思う。だから、第2日は(難しいピンポジションを)覚悟していく。今まで、ここでいいイメージはなかった。だから、きょうの67はすごい自信につながる」と、収穫多き1日を締めくくった。

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