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2007.11.24

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 第3日目

不動裕理、3日間ノーボギーで首位独走!

 3日目を迎えた2007年LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』。昨日に続き好天に恵まれた宮崎カントリークラブ(6,455Yards,Par72)には、多くのギャラリーが訪れた。

 難しい高麗グリーン、戦略性に富んだ難コースが1年間戦い抜いた賞金ランキング上位の各選手にプレッシャーを与える。そんな圧力をモノともせず、一昨年まで6年連続賞金女王だった不動裕理が3バーディー、ノーボギーの69でホールアウト。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位を守った。単独2位にはトータル8アンダーの古閑美保が続いている。前週、賞金女王を確定させた上田桃子はトータル3アンダーで3位タイに後退した。

 先輩賞金女王が貫禄のゴルフを見せつけた。9番ホールでは右10mに2オンしバーディーを奪うと、後半に入って更にスコアを2つ伸ばし、終始危なげないゴルフを披露。1日目、2日目に続き、この日もノーボギーでフィニッシュ。「ピンチよりチャンスに入ってほしかったです。今週はすごくついてるし、その分明日も活かしていい結果で終われたらと思います。ここまで来たのであと一日ノーボギーでまわれたら最高だと思います」と、公式戦で5勝している不動が、まだ達成したことのない公式戦での完全優勝、そしてノーボギーでの公式戦優勝という快挙達成に向け、明日最終日の戦いに挑む。

 一方2位に浮上した古閑は「(明日最終日最終組でラウンドできるとは)思ってなかったですね。難しいコースなんで…。今週はたまたま良いんでしょうね」と控えめなコメント。それでもメジャータイトルのない古閑にとって「勝ちたい気持ちは強い」。5打差はあるものの「(明日は)自分のゴルフをするだけです」という古閑が逆転優勝で念願のメジャー初制覇に挑む。

 「今日は1回も距離があわなかった。ストレスが溜まるゴルフでした」という上田は、終始スコアを伸ばせずにホールアウト。首位不動とは10打差の3位タイ。「差は開いてしまったけど、(明日は)納得のいくゴルフをしたい。後悔しないように思い切ってやってみたい」と、新賞金女王の追撃に期待したいところだ。

 今年3月に開幕したLPGAツアーも、いよいよ明日でファイナルを迎える。今年の締めくくりにふさわしいエキサイティングな戦いがきっと期待できるであろう。

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