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2018.5.3

上田桃子、公式戦制覇へ好発進

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)第1日

 賞金女王のタイトルはあっても、公式戦制覇の経験はない。以前から、上田桃子は、「この大会が私に一番チャンスがある」と語っていた。インスタートのこの日、最終9番でボールがカップを一周し、外れるボギーが残念だが、首位タイでホールアウト。タフな条件を考慮すれば、まずは上々のスタートといえるだろう。

「上デキだと思います。1ホールたりとも、気が抜けない。とにかく、風がすごかった。それも、突風のようだったり、ピタリと止まったりで、神経をすり減らしました」と目を丸めた。発雷の恐れがあるため、スタートは当初の予定より、45分遅れ。午後1時を間近に、10番からティーオフした。

「2ホール目ぐらいでも、すごく疲れて、本当に最後までできるのかなぁ。何なら、サスペンデッドで、あすもありだぁ。そんなことも頭をよぎった。でも、途中からこれなら、イケる…。そんな香りがした」と振り返っている。前週は、調整のため、オープンウイークに。練習は当然だが、気分転換をすることも重要なテーマだった。

 さて、どんなことをしたのだろうか。宮里藍と神奈川でドライブを。「観光地へ出かけたわけではない。車の中でおしゃべりをし、ランチも楽しかった」という。極上の1日は、決戦のエネルギーに変わった。

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