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2018.5.3

三浦桃香、1Wのこだわりで首位発進

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)第1日

 新時代到来を予感させる、ヤングパワー。今シーズンからプロへ転向した三浦桃香が、公式戦初出場で2アンダー、暫定首位タイと好スタートを切った。「攻めるところと、守るところをきっちりと分け、マネジメントがしっかり行えた。また、前週の経験から1Wの打ち分けもうまくいき、きょうのスコアにつながったと思います」と分析する。

 攻めて、印象に残ったのは、インスタートの12、16、1番と3つのバーディーホールだった。12番は、第1打をフェアウェイへ置くコントロールショット。池を避けるため、7Iでレイアップし、残り97ヤードの第3打を50度で、1メートルにつける技あり、だ。そして、16番では3メートルの難しいラインを、パッティングで魅せる。1番の第1打も、「ああ、これはすごいなぁ、と感じた」という。

 強風対策も準備万端。「今年は、とにかく強風下で行う試合を、たくさん経験。飛距離を稼ぐホールではハイボールで行きます。でも、それ以外は棒球で勝負しました。ローボールでランを出す。前週から試している。慣れてきたおかげで、とてもうまく打てるようになった。私は、ティーの高さを変えず、ボールをトゥー側の下に当てるようにする。そうすると、いいボールが出る」と解説した。その上で、「第1打を他のクラブで攻める。そんな選択肢もあるかもしれない。でも、1Wを握ることが私のこだわり。思い切り飛ばすことと、コントロールショットも両方やりたい。2つの打ち分け方法を練習でみつけました」と加える。

 日々発見の毎日だ。とはいえ、連戦が続いておりペース配分が難しい。「きのう、何時に寝たのか、わからない。気がついたら、スマートフォンがおでこにありました」と苦笑した。そして、「毎試合が貴重な経験です。でも、存在を忘れられないようにしないといけない。あっ、三浦桃香が試合に出ていると、思われないように毎試合、ちょっと上位へ顔を出したいです」と結んだ。

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