1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 記者会見

2011.4.19

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 記者会見

 19日、本年度LPGA公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』の開催について、都内で記者会見が行われた。

 会見では、小林浩美大会会長が5月5日より4日間の日程で、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 西コースで予定通り大会を実施することを正式に発表。 「茨城は震災により多くの被害を受けている地域であり、様々な角度から開催を検討して参りました。しかしながら、復興へ向け、前を向いて歩みだそうとする被災地の皆様の想い、自粛より、活動するんだという現地の声を聞き、元気な私たちが試合をやらないでどうするんだという思いでした。この思いに賛同して頂きご協力をしていただいた、共催の日本テレビ放送網様や特別協賛の久光製薬株式会社様をはじめとするスポンサーの皆様に、感謝いたします」と開催に至った経緯を語った。

 また余震などが起こった場合の安全対策について、共催者の日本テレビ放送網・安齋健一郎大会実行副委員長は「有事の場合は的確な情報を把握するのが第一。過去の茨城での開催の経験を踏まえ、手厚い体制の下、現地の消防や警察などと協力し、迅速に情報を受け止め、対応したい。何となく怖いとか、何となく不安だからできないというのは、あってはならないこと」と述べた。

 本大会では「復興を願い、復興を信じ、心をひとつにして被災地を支援したい」という想いから、“心をひとつに”というスローガンを大会コンセプトに掲げ、プロゴルファー、ファン、被災地復興を願う方々の心をひとつにし、ゴルフトーナメントを通じて、様々な形で復興を支援する。

 また主催者である、日本女子プロゴルフ協会と日本テレビ放送網は、茨城県の被災地の皆様への復興支援の目的で、大会主催者として各500万円ずつ、計1,000万円を義援金として茨城県へ寄付することを発表した。

 会見の最後に小林大会会長は「私たち一人一人の力を、選手・大会関係者・そしてファンの皆様と一丸となって、大きな力に変えていき、少しでも多くの方に試合を見ていただければ幸いです」と意気込み語った。

 大会にはディフェンディングチャンピオンのモーガン・プレッセル(米国)をはじめとして、申ジエ(韓国)やチェ ナヨン(韓国)、リーアン・ペース(南アフリカ)といった多くの海外選手も参戦予定。日本勢では、宮里藍、横峯さくら、有村智恵、宮里美香、馬場ゆかり、不動裕理らが参戦予定となっており、茨城を舞台に白熱した試合が展開されそうだ。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索