2008 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント最終日

　2008年LPGAツアー開幕戦『第21回ダイキンオーキッドレディス』（賞金総額8,000万円・優勝賞金1,440万円）の最終日が沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部（6,384Yards・Par72）で行われた。

　この日は気温22.4.℃と暑く、風も風速6mと3日間で最も強い1日となった。この難しいコンディションのなか混戦を抜け出したのは、韓国出身の宋ボベ。4番でイーグルを奪うと、11番でもイーグルを奪って波に乗り、結局この日ベストスコアの65をマーク。通算14アンダーで、2位の横峯さくらに4打差をつけ、嬉しいツアー初優勝を飾った。また、9アンダーの3位タイには佐伯三貴とイム ウナ（韓国）が入った。

初優勝を飾った宋は「すごくうれしいです。去年は勝てる試合で勝てなくて、悔しい思いをしたけど、その分オフに努力した甲斐がありました」と喜びを爆発させた。
自身の目標であった1勝を、開幕戦で達成し「目標の1勝はできた。欲を言えばあと何回か勝って、賞金ランキングで出来るだけ上位にいきたい」と今後の意気込みを語った。

2位の横峯さくら
「15番の2mのバーディーチャンスは入れたかった。思ったところに打って、外れたから仕方ないけど、入っていたら展開も変わっていたかも。自分に悔しいです」。

3位タイの佐伯三貴
「開幕戦としては良いスタートが切れたと思います。優勝できなかった事は残念だけど、上も伸びていたし、そこまで伸ばせなかった自分がいけないので、そこは納得して切り替えていきたい」。

3位タイのイム ウナ
「今日はアイアンが良かっただけに、前半パットが入らなかったのは悔やまれますね。前半パットが入れば、もっといけたかな。でも開幕戦でこんな良い成績が残せたのは自信になりました」。