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2018.5.18

着実にステップアップ 柳澤美冴、クールにVを

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第6戦『ツインフィールズレディーストーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が18日、石川県小松市のゴルフクラブ ツインフィールズ ゴールドコース(6,462ヤード、パー72)で行われた。21位からスタートした柳澤美冴が66をマーク。通算5アンダーで首位へ浮上した。通算4アンダー、2位に木村彩子、3位は通算2アンダーのイナリ。(天候:曇り 気温:29.5℃ 風速:3.9m/s)

 最高気温31.2℃。季節外れの真夏日となった。しかし、それ以上にギャラリーを熱くしたのは、7バーディーを奪い単独首位に立った柳澤美冴。「2メートルのパーパットが入ってくれた。あれが大きい」。2番で早くも流れをつかむ。続く3番で4メートルのバーディーパットを決めた。その後も、勢いは止まらない。とりわけ、すごかったのは、12番からの3連続バーディーだった。最終、18番はボギーとしたものの、自己ベストの66をマークする。

 プロ入り7年目となる柳澤。2016年、17年と2シーズン、LPGAツアーで戦った。が、昨年のファイナルQTで成績を残せず、QTランキングは90位。「3年目のLPGAツアーで、どうやったらシード権を獲れるのかと考えていた。でも、ファイナルQTで失敗。今年の2月までは、どうしていくか悩みに悩みました。ステップか、それとも、LPGAツアーの主催者選考会で結果を残すことがいいのか…。ただ、選考会を通過しても、予選通過をできる保証はない。それなら、確実に出場できるステップで結果を残していこう。焦ってもいいことはない。試合の積み重ねが大事です」。

 ステップ・アップ・ツアーでは過去、何度か優勝争いをしたことがあるが、まだそこには手が届かない。「以前は、前半に脱落することが多かった。ただ、コースはバーディーを狙っても、その通りにはいかない。明日も無心でプレーすることを心がける」。暑い1日でも、クールに語った。

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