前田羚菜が首位で最終日へ

前田羚菜＜Photo：JLPGA＞

JLPGAステップ・アップ・ツアー2025シーズン第6戦『ツインフィールズレディーストーナメント』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）大会第2日が5月23日、石川県小松市・ゴルフクラブ ツインフィールズ ゴールドコース（6,481ヤード/パー72）で行われた。最大瞬間風速13.0m/sの難コンディションのなか、ルーキーの前田羚菜がスコアを伸ばし、通算6アンダーで首位に浮上した。1打差の通算5アンダー、2位タイは、この日のベストスコア68をマークした宮﨑乙実と皆吉愛寿香。さらに1打差の通算4アンダー、4位に鬼頭さくらがつけている。

前田 羚菜（1位：-6）
「8番は第1打をOBにしてダブルボギー。良い流れを止めてしまったけど、そこからは我慢のプレーで耐えることができた。ショットは右に左に荒れていても、パッティングが良かったので、スコアをまとめられた。単独首位にいることにビックリしています。テレビで観ていた舞台で自分がプレーできている。それだけで楽しい。最終日、最終組で回ることができる。あすも楽しんでプレーをしたい。1打1打丁寧にやっていって、最後に笑って終えることができたらいいな」

宮﨑乙実＜Photo：JLPGA＞

宮﨑 乙実（2位タイ：-5）
「ショットが安定していて、パーオンは16回。この風のなか、ピンチもなく、ノーボギーで回れた。奇跡ですね。ドライバーショットを振り切ることが、この2日間できているので、スコアにつながっています。まさか自分が最終日、最終組とは思っていなかった。驚きです。あすも周りを気にせず、自分のプレースタイルでやっていきたい。楽しく回れたら最高です」

皆吉愛寿香＜Photo：JLPGA＞

皆吉 愛寿香（2位タイ：-5）
「きょうは風が強かったけど、風に上手く乗せられてショットが安定していた。久しぶりに最終日を良い位置で迎えられるので、嬉しいです。昨年、何度か最終日、最終組で優勝争いを経験したけど、いつも緊張して自分のプレーができなかった。今回は楽しみながら自分のプレーができたら…。プロ3年目、良いチャンスなので優勝できるように1打1打集中して頑張ります」

鬼頭さくら＜Photo：JLPGA＞

鬼頭 さくら（4位：-4）
「今季ここまでは、第1日、第2日を慎重に、安全にいきすぎてしまって、優勝争いできる位置で決勝ラウンドを迎えられなかった。今週は第1日から、スタートダッシュしていくぞ、という気持ちでやってきた。あすは、とにかく自分に負けたくない。テーマにしている、落ち着きながらアグレッシブに攻めることを貫いていけたら…」