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2018.5.23

LPGAツアー通算15勝の安井純子が首位発進

 2018年LPGAレジェンズツアー開幕戦 『グリーンアカデミーカップ』(賞金総額1,000万円、優勝賞金150万円)が23日、福島県白河市のグリーンアカデミーカントリークラブ(5,900ヤード/パー72)で開幕。LPGAツアー通算15勝の安井純子が7バーディー、4ボギーの69をマークし、首位に立った。2打差の2位タイに新井敬子、兵頭はる美、鈴木佳恵、井上陽子の4人が続く。(天候:曇り 気温:18.9℃ 風速:6.2 m/s)

 15度の勝利を手繰り寄せた、テクニックがよみがえる。風が強まり、雨も落ちてきた午後。タフな状況は安井純子の出番だ。4連続バーディーの離れ業で、出場選手唯一の60台をマーク。2位に2打差の単独首位は圧巻だった。

 21歳からゴルフを始めた。若年化が進む、現在のLPGAでは信じられないことだ。1984年、わずか3年でプロテスト合格。その後、2000年までに15勝を挙げている。05年に一線を退いたものの、「週に2-3回、ラウンドレッスンをしている。あとは、OKがある、遊びのゴルフを」。とはいえ、「もういいかなと思っていたけど、やっぱりプロ。緊張感のなかでプレーをしたい。真剣にやりたい」と、昨年からレジェンズツアーに本格復帰する。2017年は3試合に出場。

 迎えた今年の開幕戦。「福島に来てから、ショットがずっと良かった。でも、前半はパッティングがイマイチというか全然、入らなかった」と話す。ただ、「お昼の待ち時間の練習でヒントをつかんだ。ちゃんとヒットしていない。インパクトが弱い」と即時修正する。

 日頃のレッスンでは、「ミスの許容範囲のゴルフを教えています。アマチュアって100点は、なかなか出せない。だけど、0点は良くない。70点を打っていければ良いスコアになる」。さらに、この日の自身について、「きょうはアンダーパーで回れたし、100点に近いですね」と採点した。

 00年以来、18年ぶりの勝利がかかる最終日。「楽しみにしています」と目が輝く。やはり、プロフェッショナルである。

 一方、満60歳以上の選手の2018年度LPGAレジェンズツアー・グランドシニアの部開幕戦 『グリーンアカデミーカップ(グランドシニアの部)』(賞金総額200万円、優勝賞金40万円)の第1日は、同コース(5,416ヤード/パー72)で行われ、高久八重子が1オーバーで首位に立った。際立ったのは、7番のイーグル。第2打を失敗したが、残り163ヤードの第3打を9Wでチップインしたシーンが印象に残る。「90を切れれば良いなと思っていた。きょうは、私が一番びっくりしている。素晴らしいコースでプレーができてうれしかった。あすは、雨予報でも、精いっぱいやります」と力を込めた。

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