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2008.4.26

フジサンケイレディスクラシック 第2日目

 2008LPGAツアー第7戦『27thフジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の競技2日目が静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース(6,464y par72)で開催された。気温14.6℃、風速4.1mのコンディションの中行われた2日目は、時折小雨が降る中でのラウンドとなった。

 この日トップに立ったのは、今年からシード入りを果たしたプロ2年目の原江里菜。大会ベストスコア、自身のベストスコアを更新する64のラウンドで、初日1オーバー28位タイから一気に通算7アンダーの単独首位に躍り出た。トップに2打差の通算5アンダー2位に佐々木慶子、さらに1打差の通算4アンダー3位にディフェンディングチャンピオンの佐伯三貴が続いている。通算3アンダー4位タイグループには、先週優勝の馬場ゆかり、'06年覇者の大山志保、飯島茜がつけている。

 難コースとして知られるこの川奈で、1イーグル、7バーディー、1ボギーの64という驚異的なスコアを出した原。ホールアウト後の記者会見では「まさか自分でも出るとは思ってなかったので正直ビックリです」と驚いた様子で語った。昨日までは高麗グリーンに苦戦していたが「今朝の練習はほとんどロングパットの練習をしていたので、やっとタッチが合ってきました。今日は構えたら入る気がして、普段あまりそういうのは無いのでいけるかなと思いましたけど、後半はちょっと怖くなりましたね」と言うとおり、5~6mのパットが次々とカップに吸い込まれていった。オフには腹筋やランニング、股関節のストレッチなど、本格的なトレーニングを例年以上に積み重ねてきた。今年はトレーナーも帯同し、体調のケアも怠らない。今季開幕前は「絶対優勝するという気持ちはありました」と話す原、昨年のSANKYOレディースオープンでは単独首位で最終日を迎えたが「パーを重ねていくうちに緊張して、ボギー打ったら、打っちゃったと割り切ることが出来なかったので、明日はそこを割り切ってやりたいですね」と悲願の初Vを狙う。

2位 通算5アンダー 佐々木慶子
「今週はずっと使っていたアイアンに戻したばかりなので、様子を見ながらのラウンドでしたが、今日みたいな風の出る日には、距離感が合わせやすかったですね。67というスコアは私が今できる精一杯です」。

3位 通算4アンダー 佐伯三貴
「今日は雨の中でもスコアを伸ばせたので良かった。特に、後半2つ伸ばせたのは自信にもなったし、明日に繋がると思います。明日は大学時代の後輩の原選手とのラウンドなので、楽しみです。追う方が精神的に楽だし、少しでもプレッシャーをかけられるゴルフをしたいです」。


決勝ラウンドには、148ストローク通算4オーバー、46位タイまでの53人が進出。
明日は7:53OUT(予定)より、優勝をかけた熱い戦いが繰り広げられる。

なおこの日、藤田幸希が途中棄権した。

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