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2008.4.27

フジサンケイレディスクラシック 最終日

 2008LPGAツアー第7戦『27thフジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の競技最終日が静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース(6,464y par72)で開催された。この日の天候はくもり、気温14.9℃、風速2mというコンディションのなか競技は行われ、優勝をかけて熱い戦いが繰り広げられた。

 前半から上位陣が拮抗し、ハーフ終了時点で4人がトップに並ぶ大混戦となった最終日。この混戦を抜け出したのは、2アンダー7位タイからスタートした上原彩子。この日のベストスコアとなる66をマークし、追い迫る原江里菜らを振り切り、通算8アンダーで念願のツアー初優勝を達成した。1打差の2位には2日目トップの原江里菜、さらに1打差の3位には佐伯三貴が入った。

 何度も優勝争いに加わりながらも優勝を逃してきた上原が、ついにこの川奈で栄冠を勝ち取った。昨年のこの大会では、最終日途中までトップに立ちながらも、15番のダブルボギーで優勝を逃しただけに、思い入れもひとしおだった。本人も「15番は去年の思い出があるので、今年は絶対リベンジするぞ!と決めてプレーしていました」という宣言通り、今年は見事にバーディーを奪い、リベンジを果たした。「昨年に、佐伯さんがこの15番でバーディーを決めたシーンや映像が頭のイメージに残っていて、自分もそのイメージで打てた」と、悔しい思いをしながらも、しっかりと過去の映像をVTRで研究した事が、翌年の勝負所で生きた。優勝後のインタビューでは「私、愛車っていうものが無くて、ずっと欲しかったんです。でも賞金で買うのはイヤで。車は優勝した副賞で貰おうと、いままで我慢してたんです。今回は副賞が高級車(BMW)なので凄く嬉しいです」と会場を和ます場面も。今後は「目標は年間3勝なので、早いうちに2勝目を獲りたいですね」と試合後も意欲十分で語った。


2位 原 江里菜 通算7アンダー
「初優勝を逃して本当に悔しいです。スタートからかなり緊張していて5~6ホール目までガチガチでした。(佐伯)三貴さんが良いプレーをしていたので、私も自分のプレーを取り戻したいという焦りがありました。昨日から自分に流れが来ていたので、勝てないのは本当に悔しいです。良い事ばかりは続かないですよね」。

3位 佐伯 三貴 通算6アンダー
「前半は良い感じでした。後半もボギー続いても諦めなかったのがバーディーに繋がりましたね。飛距離も伸びているし、メンタル面でも落ち着いてプレー出来たので、成長を感じました。優勝を意識してやったけど、去年とは全然違う内容でプレー出来たし、初心に戻れた感じです。この優勝争いで2勝目に近づいたかな」。

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