クリスタルガイザーレディス ゴールデンスペシャル　第1日目

　2008年度LPGAツアー第8戦『クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント ゴールデンスペシャル』（賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円）が千葉県千葉市の京葉カントリー倶楽部（6,355Yards,Par72）で開催された。 この日の気温は20.7℃、朝から雨が降ったり止んだりと、やや蒸し暑いコンディションとなり、試合展開も初日から各選手がスコアを次々とスコアを伸ばす熱い展開となった。

　そのなかプロ3年目の笠りつ子が、7バーディーノーボギーの自己ベストスコア65をマークし、単独トップに立った。さらに、1打差の2位タイに若林舞衣子と井芹美保子が続くなど、若手選手が試合の主導権を握る形となった。

第２ラウンドは８：４０に降雨のため、競技を一時中断しておりましたが、１１：５０に競技を再開致しました。
１８：１９に第２ラウンドは日没のため、サスペンデッドとなりました。明日の競技再開は６：３０（予定）、第３ラウンド開始は９：３０を予定しております。

　自己ベストスコアを出し、単独トップに立った笠は「今日はショートアイアンが良かったですけど、パターが一番良かったですね」と嬉しそうに語った。今年は開幕から5戦連続で予選落ちを経験するなど、苦しいスタートとなっているが、「出だしは全て悪くてドン底という感じでした。悪いところを直そうと、スイングの軌道ばかり気にしてプレーしてしまって･･･。でも最近はあまり考えないようにしました」と、開き直れた事が好スコアに繋がった様子。同郷の上田桃子に対しても「桃ちゃんは、すごい人になったので、私も追いつきたい」とライバル心を燃やしていた。明日以降のプレーに注目が集まる。

2位タイ　若林舞衣子　6アンダー　66
「結構楽しくゴルフが出来ました。ショットが良かったですね。パットも長いのがはいってくれたし。マネジメントなども消極的なところがあったんですけど、しっかり攻めていこうと思いました。（いい位置についていて）やっぱり優勝したいですね」。

2位タイ　井芹美保子　6アンダー　66
「グリーンを外したのは5、7番ホールの2個だけなので、ショットは安定していました。（同じ熊本出身の笠さんがトップで）同じ出身の不動さんをはじめ、桃子さんとか刺激になる人がいるし自分も頑張ろうと思うので良いかなと思います。同世代の子には負けたくないと思います」。

明日のセカンドラウンドは7時22分スタート予定　（OUT　1Way）

なお、和田委世子がホールアウト後棄権となった。