2008.5.30
廣済堂レディスゴルフカップ 第1日目
2008年度LPGAツアー第12戦『廣済堂レディスゴルフカップ』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の第1日が千葉県市原市の千葉廣済堂カントリー倶楽部(6,337Yards,Par72)で開催された。
天候:くもり、気温:19度と季節外れの寒さの中行われた第1ラウンド、プロ4年目の飯島茜が18H最少ストロークと18H最少パット数のLPGAツアータイ記録となる10バーディー、ノーボギーの62(19パット)とビッグスコアを叩き出し、2位に5打差をつけて単独トップにたった。また、千葉廣済堂CCのコースレコード(65)を16年振りに3打も更新するなど、記録ずくめの一日となった。
5アンダー2位タイグループには、平尾南生子、中島真弓、リエスド(韓国)の3人がつけている。現在賞金ランキングトップの福嶋晃子は2アンダー9位タイ、ディフェンディングチャンピオンの不動裕理はスコアを伸ばせず、1オーバー36位タイと出遅れた。
LPGAツアータイ記録となる62と大爆発した飯島は、出だしの1番で15メートルのチップインバーディーを決め波に乗ると、4番は2m、5番はカラーから、6番は3mを沈め3連続バーディー。8番ではグリーン奥から今日2度目のチップインバーディーを決めた。その後も勢いは止まらず、後半の10、11、14、16番と次々に沈め、最終18番では2mのバーディーパットをねじ込みLPGAツアー記録に並んだ。
「緊張もなかったですし、腕も体もスムーズに動いていました。今年は調子自体悪くなかったんですけど、アイアンの距離感が合ってなくて、そのアイアンの距離と番手のイメージがようやくマッチしてきました。前半のハーフ終わって、今日は10アンダーぐらいまで行こう!!と思ってやることができました。優勝したい気持ちも強いし、その気持ちが集中にも繋がったと思います」と話した。昨年の公式戦・日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯以来となる優勝に向けて、最高のスタートを切った飯島。「優勝するには、もっとスコアを伸ばさないといけないし、自分の精一杯の力を出して明日からもやっていきたい」と気を引き締めていた。
※LPGAツアー記録
【18ホール最少ストローク】 62(-10) 具玉姫 2003年ダイキンオーキッドレディス 2R
【18ホール最少パット数】 19パット 村口史子 1999年中京テレビ・ブリヂストンレディス 3R
2位 平尾南生子(6バーディー1ボギー)
「今日はショットが良かったので、(バーディーチャンスに)ついたホールが入ってくれました。今年はぜひシード権をとりたいです。今大会は距離もそれほど長くないので、今週はチャンスもあるかな・・・と思っていました。明日は雨予報ですが、残り2日も(スコアの)伸ばしあいになりそうですが、頑張ります」。
2位タイ 中島真弓(7バーディー2ボギー) 本日32歳の誕生日
「23歳といいたいところですけど32歳です(笑)。誕生日に好スコアが出たのは初めてです。2位ですか?すご~い!明日はこれを維持してプレッシャーを感じながら回りたいと思います」。
2位タイ リ エスド(韓国)(1イーグル5バーディー2ボギー)
「今日はショットもパットもうまくかみ合ってくれました。明日からも同じイメージでやって行きたいですね。明日の雨予報については、私は雨の中のプレーが好きというか自分にあっているので楽しみです。キーポイントは集中力。気持ちをきらずにやって行きたいですね」。
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