2018.6.8
Day 2 プラスワン~木戸 愛~
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)第2日
恵みの雨。うっとうしい梅雨の1日に、黄色のウエアが映える。「雨の日のこだわりは、明るく、カラフルなウエアを着る。私は、雨がきらいではない。むしろ、好きです」。その容姿から、降り注ぐ太陽がお似合いのイメージを受ける。ただ、「雨の音を聞いていると、集中できます。よく、雨の日のプレーは、いろいろな作業が増えるといわれるけど、私は苦にならない。蒸し暑さも平気です」とほほ笑んでいた。
この日は、通算9アンダーにスコアを伸ばしたものの、森田遥、比嘉真美子など驚異的なプレーを展開。3バーディーは少々、物足りないと感じるかもしれない。ところが、「きょうは、我慢の時間帯があった。でも、そこでしっかりと耐えることができたと思います。3つ、バーディーがとれたし、すごく良いゴルフだったと思う。また、ノーボギーの1日は、やはり気分がいいですね」。
趣味は映画観賞だ。ミュージカルが大好きで、最近のお気に入りは、「グレイテスト・ショーマン」と即答。ただ、ミュージカル映画の傑作中の傑作といわれる、「雨に唄えば、をまだ見ていない」とも付け加えた。1952年公開だけに、自身が誕生する、はるか以前の作品だけに仕方がないこと。しかし、米国映画協会が発表した、ミュージカル映画ベストの第1位を未鑑賞は、それこそプライドが許さない。「近いうちに必ず、見ます」。
決勝ラウンドの2日間、第3日は晴れ時々曇りだが、最終日には再び、雨の予報である。木戸にとって、恵みの雨は、名前と同じ愛(めぐみ)の雨となるか。
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