ニチレイPGMレディス　第2日目

　2008ＬＰＧＡツアー第15戦『ニチレイPGMレディス』（賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円）の2日目が、茨城県稲敷郡にある美浦ゴルフ倶楽部(6,402yard・Par72)で行われた。

　この日は雨予報であったが、昼過ぎから次第に天候も回復し、好コンディションのなか競技が行われた。各選手が好スコアを連発するなか、この日も安定したゴルフを展開したのは、初日首位の三塚優子。5バーディー2ボギー、69のラウンドで、通算9アンダーとし、2位に3打差をつけて首位を守った。2位タイには李知姫（イ チヒ・韓国）と小俣奈三香が続き、さらに1打差の4位タイにはディフェンディングチャンピオンの大山志保と笠りつ子が続いている。

　2日連続となる60台をマークし、好調の三塚は「出来ればノーボギーでまわりたかったけど、60台でまわれたのは本当に良かったです」と、この結果には満足の様子。去年からの成長も本人が一番感じているようで「苦しいラウンドだったけど、パーセーブを続けていけましたし、成長出来ていると思います。前は最終組とかだとドキドキしましたけど、今はショットにも自信が出てきたので、ワクワクしています」とツアー2年目にして技術面や精神面にも自信がついたようだ。明日については「またゼロからスタートするつもりで、自分のゴルフに徹します。優勝した賞金で、マンガ用の本棚とゲーム機を買いたいですね（笑）」と最後まで笑いが絶えなかった。

2位タイ　李知姫(1イーグル5バーディー)
「昨日は体調がよくなかったのですが、今朝起きたらよくなっていて、『がんばろう！』という気になって、今日の好スコアにつながったと思っています。パッティングがよかったです。4～5mのパットが入ってくれました。明日はどうなるかわからないですが、アンダーで回りたいです。でも気合を入れすぎるとよくないので、1打1打集中してプレーしたいです」。

2位タイ　小俣奈三香(1イーグル3バーディー1ボギー1ダブルボギー)
「今日もドライバーが当たらなくて、様子を見ながらのスタートだったのですが、いきなり（4番ホール)ダボが出てしまいました。でもショットがよく6、7番とバーディーがきてくれたので、それで波に乗れました。8番のイーグルはトップ気味のミスショットだったのでラッキーなイーグルでした。去年の大会も最終日がよかったので、このコースのイメージはいいです。優勝を意識せずに、今後につなげるゴルフをしたいと思います」。

15番ホール(169ヤード)で、イムウナ(韓国)がホールインワンを達成。
なお、西塚美希世が途中棄権した。

明日の決勝ラウンドには147ストローク3オーバーまでのプロ53人アマチュア2人が進出した。8：10スタート予定。