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2008.7.6

ベルーナレディースカップゴルフトーナメント 最終日

 LPGAツアー第17戦『ベルーナレディースカップゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が群馬県甘楽郡の小幡郷ゴルフ倶楽部(6,379 Yards,Par72)で行われた。

 今日も真夏の暑さとなった小幡郷ゴルフ倶楽部。最終日はその暑さにふさわしい、白熱した優勝争いとなった。トップでスタートした茂木宏美は前半をイーブンで折り返し、首位をキープ。一方、茂木の1つ前の組で回る福嶋晃子は15番までに5バーディーを奪って、首位の茂木に1打差とした。そして迎えた最終18番。福嶋は5メートルのバーディーパットを決め、ついに首位の茂木をとらえる。土壇場で追いつかれた茂木は、18番で115ヤードのセカンドをピン横1.5メートルにつける会心のショット。このバーディーパットを沈めた茂木が、地元の大声援が見守る中、涙の今季初優勝、通算4勝目を飾った。

 猛暑の中でのプレー、初日からの首位、地元の大声援、と過酷な条件とプレッシャーの中、見事に優勝した茂木。今日のプレーを振り返り、「やはり地元ということにこだわっていたこともあるので、今回勝つことができて、本当に嬉しかったです」と喜びを爆発させた。16番ではセカンドショットをバンカーに入れ、4メートルのパーパットを残すピンチを迎えたが「あそこは開き直りましたね。タッチもラインも本当に合わなければ入らないラインなので、フィーリングというか、イメージだけで打ちました」と勝負所での勘も冴えた。近年の若手の活躍に「現状のままでは置いて行かれる」と改造したスイングも「80%は完成の域」に達した。そして茂木の今後の目標は「年間3勝」。円熟期を迎えた中堅が今年のツアーを盛り上げる。


2位 12アンダー 福嶋晃子(6バーディー1ボギー)
「最後のパットは絶対に入れたかったです。茂木さんの最後のパットは、入る気がしました。(最後は笑顔で拍手されていましたが?)私も頑張ったし、茂木さんもいいゴルフをしましたから。2勝目・・・いつかはあるとおもいます。来週はわかりませんが、もっと暖かいところで・・・」。

3位 10アンダー 李知姫(6バーディー2ボギー)
「また最後にやられました。3日間やられっぱなしでした。ショットはピタピタついてましたがパターがもうひとつでした。そこを修正します。ラインと強さがあっていないことがポイント。これが噛み合えば・・・」。

3位 10アンダー イ ジウ(1バーディー2ボギー)
「スタートしてから少し緊張していました。ショットは左右に曲がるし、パッティングも打ち切れなくて不安な感じでした。そこが優勝できなかった原因ですね。3位タイはベストフィニッシュですし、この経験を生かして、前向きな気持ちでがんばりたいです」。

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