2008.7.19
スタンレーレディスゴルフトーナメント 第2日目
2008年度LPGAツアー第19戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の2日目が静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6,450Yards,Par72)で行われた。
気温32.7℃、風速3メートル。梅雨明けにふさわしく、朝から強い日差しが照りつけ、猛暑となった2日目。上位選手のスコアが伸び悩むなか、この日順調にスコアを伸ばしたのは、プロ5年目の上原彩子。6バーディー1ボギーの67とスコアを伸ばし、通算10アンダーで単独トップに立った。2打差の2位タイには、福嶋晃子と李知姫(イ チヒ・韓国)が続いている。
ツアー初優勝を飾るなど、今季好調の上原。しかしその2週後の公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では、初日13位につけながらも、2日目の朝に突如、意識を無くすアクシデントで棄権。幸い、すぐ体調は戻ったものの「2~3日はクラブが握れなかった」とスイングに不安を抱える結果となった。その影響からか「最初はどう打てばいいか分からなくなって・・・。アドレスもしっくり来ないし、ミート率もよくありませんでした。今もスイングは良くなくて、直していることが出来たり出来なかったりで・・・」と不安を漏らす。それでもこのスコアでラウンドできるのは、本人が目標とする「確実にパーを獲って、狙うところは狙っていく」ゴルフが出来ているからこそ。2日間で1ボギーと抜群の安定感を誇るゴルフで、今季2勝目を狙う。
2位タイ 福嶋晃子 通算8アンダー
「内容はあんまり良くないですが・・・。今日は1回も当たってないし、いいストロークで打てたパットもなかったので。まぁ、このコースは距離が短いですし、セカンドショットでPWを使うミドルがほとんどないのでグリーンには乗せていけます。今日は3パットしないように注意して、難しくないほうに乗せていくようにしました。(今週は妹さんや家族がきていますが)軽井沢くらいまで家族旅行という感じですね。気分転換になっています」。
2位タイ 李知姫 通算8アンダー
「アプローチ、パターの調子はまぁまぁですが、ショットが良くないので我慢我慢のゴルフでした。アンダーパーでまわれたので良かったです。(トップとは2打差だが)はまればスコアが出せるコースですし、(上位は)4~5つはスコアを伸ばしてくるでしょうから、私もベストを尽くすだけです」。
予選ラウンドの結果、143ストローク(-1)38位タイまでの51名が決勝ラウンドに進出した。
明日のスタートは7:30(1WAY)予定
またラウンド終了後、出場選手によるアプローチコンテストが行われ、25cmを記録した、井芹美保子が賞金30万円を獲得した。
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