カゴメ　フィランソロピー ＬＰＧＡプレイヤーズチャンピオンシップ開催！

　夏本番を迎えた2008ＬＰＧＡツアー第20戦『カゴメフィランソロピーLPGAプレイヤーズチャンピオンシップ』（賞金総額1億3千万円、優勝賞金2,340万円）が7月24日(木)から27日(日)までの４日間、千葉県印西市にある「習志野カントリークラブ　キング・クイーンコース(コンポジットコース)」(6,416y・Par72)で開催される。

　今大会の主な出場者は、先週の『スタンレーレディス』で熾烈な優勝争いを制した福嶋晃子をはじめ、横峯さくら、古閑美保、馬場ゆかり、有村智恵、上原彩子、茂木宏美、また第1回目覇者の全美貞(ジョンミジョン・韓国)、ディフェンディングチャンピオンの張娜(チャンナ・中国)など総勢120人が出場する。

　また主催者がツアーの出場権を持たない選手たちに門戸を広げている、マンデートーナメントが大会週の月曜日に開催された。今年も会場となる同コースで実施され54人が出場し、19人が本戦に駒を進めた。

　昨年の本大会は、最終日2位に5打差でスタートした張娜（チャンナ・中国）が独走態勢かと思われた。しかし、まさかの15番トリプルボギーなどでスコアを崩し、勝負は横峯さくらとのプレーオフに突入した。プレーオフ1ホール目、横峯が3ｍのバーディーパットを外したのに対し、張娜は冷静にバーディーパットを決め、昨季ツアー2勝目を挙げた。

　本大会は、第１回大会より“働く女性をサポートする”をメインテーマに掲げ、ゴルフトーナメントを通じた社会貢献活動を目的として開催致している。 大会の特徴として選手が獲得した賞金の１０％が社会福祉団体等にチャリティーされるなど、出場選手をはじめ大会に携わる関係者、スタッフ、また観戦に訪れたギャラリーが一体となりチャリティー精神を強く意識し、社会貢献を念頭に格式を持った大会をめざしている。また、本大会は企業の主催とは異なり、ＮＰＯ法人による主催大会であることも大きな特色のひとつ。

　今年のLPGAツアーも、半ば折り返し地点が過ぎ、毎週ハイレベルな戦いが繰り広げられている。真夏のビッグトーナメントでツアープレーヤー達がどんな戦いを見せてくれるのか期待したい。