ヨネックスレディスゴルフトーナメント　第2日目

　2008年LPGAツアー第24戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』（賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円）の第2日目が、新潟県長岡市の「ヨネックスカントリークラブ」（6,371yard,par72）で行われた。

　天候：くもり、気温：27.3℃、風速：1ｍ。心配されていた雨も降らず、絶好のコンディションとなった2日目。この日抜け出したのは、2アンダー5位タイでスタートした北田瑠衣。各選手が難グリーンに苦戦する中、前半で10ｍ以上のバーディーパットを2回沈めて流れに乗り、通算6アンダーで単独トップに立った。2打差の2位には原江里菜、さらに1打差の3位には、地元新潟県出身でヨネックス所属の若林舞衣子ら3人が続いている。

　「今日は強め強めでパターを打って行きました」という北田。その効果か、7番では10ｍ、9番では13ｍのパットを次々と沈めた。それでも「逆にチャンスの時は外していたので帳消しですね」と苦笑い。昨年は左手小指の付け根を痛め、シーズン終盤までシード権争いをする苦しい1年。11月の「伊藤園レディス」で見事復活優勝を飾ったものの、「今も痛みはあまり引いていないです。朝の練習で最初にクラブを握る時は痛みます」とまだ復調途中。そのなかでも「休んだ方が良いとは思うんですけど、最近は成績が良くなってきているので…」と、成績は上向いている。ケガの時に徹底的に練習したアプローチと強気のパットで、明日はどんなプレーを魅せるのか、注目が集まる。

河野かおりが、14番ホール（174ヤード）でホールインワンを達成した。

尚、この日スタート前に永森佐知子が棄権し、木村敏美が途中棄権した。

-4　2位　原江里菜
「今日はパターがよく入ってくれました。グリーンをはずしてもボギーにならなかったので良い流れに乗れました。（優勝して声援は増えた？）どうですかね。今日は（若林）舞衣子と一緒だったんで、声援は多かったですけど・・・。今日は”絶対最終組で回りたい”と思って上がってみました。明日は無理にバーディーをとりにいったりしないで、入るときは入るし、そういうのを待っていきたいと思います」。

-3　3位タイ　若林舞衣子
「5番ホールでのダブルボギーは思い出したくないですけど、ティーショットが右のＯＢぎりぎりで出して、シャンクしてバンカーに入って出して2パットでした。シャンクしたときお客さんに笑われちゃいました。思った以上にトップが伸びていないので、すごくラッキーだし、明日自分らしいプレーをして優勝争いにくわわることができたらと思います。カギはパッティングかな？もうちょっと入って欲しいですね」。