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2018.7.12

勝負の7月 工藤優海が首位へ浮上

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第13戦『ANA PRINCESS CUP』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が12日、北海道勇払郡・早来カントリー倶楽部 北コース(6,522ヤード/パー72)で行われた。7月末の最終プロテストへ挑戦する工藤優海が、通算8アンダーで単独首位。3打差の2位タイ、通算5アンダーには丹萌乃、加賀其真美がつけている。(天候:晴れ時々曇り 気温:21.6℃ 風速:3.2m/s)

 自己ベストの66をマーク。2位に3打差をつけ、工藤優海が単独首位でホールアウトした。ところが、「手応えがない」と首をひねっている。というのは、「前半は、ドライバーショットが調子良く、フェアウェイを外したのは1度。余裕を持ってクラブを振れたおかげで、いいプレーができた。それが、後半は1度もフェアウェイへ行かない。10番はフェアウェイに落ちて、傾斜で転がってラフ。11番もやや飛び過ぎてラフに行った。結果は2ホールでバーディーをとれたけど、次のホールからティーショットの調子がおかしくなった」と説明している。

 さらに、「66でプレーした感覚がない。今まで5、6回は66を出しているけど、この内容で…。自分でも驚いている」と、意外な言葉を口にした。一方で良かったことは、何か。「昨日、ショットの調子があやしくなったので、けさの練習では、ロングパットが中心。それが良かったと思う。パッティングは1日を通して、好調でした。後半の内容でスコアを崩さなかったのは、成長の証だと思います」とようやくほほ笑んだ。

 今季は、Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournamentの2位タイが最高だ。「終わってみたら、2位でした。今回は優勝を意識する。でも、きょうの内容が良くなかったので、(2位と)3打差は、ないのと一緒です」。自分に厳しく、その時を待つ。勝負の7月である。

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