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2018.7.14

魅せた-第6組 真夏の競演

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)第2日

 午前7時50分、有村智恵笠りつ子永井花奈の第6組がスタートした。5時間22分後、ホールアウトする。3人が5アンダーを上積みし、通算7アンダー。この組を追いかけたギャラリーは、きっと見応えがあったに違いない。「同じ熊本出身の笠さんと2日間、同組で、きょうの永井さんも含め、きょうはみんながいいプレーをできた。ほどよくリラックスして、いい緊張感がある。同伴競技者に恵まれました」と、有村はしみじみと語った。とりわけ印象的だったのは、13番。ピン横5メートルのパーパットが会心のプレーという。

 そして、永井は今季、全試合に出場中。猛暑は大歓迎だ。「私、冷え性です。前週の函館は本当に、寒くて仕方がない。つらかった。夏場でも、食欲が落ちないし、体調管理がしやすい」と話している。ちなみに、連戦を続ける理由は、なるほどの説得力があった。「とにかく、優勝したい。強い選手が休めば、私にはチャンスです」。

 笠は、ホールアウトすると、練習グリーンへ直行した。18番、1メートルと絶好のバーディーチャンスを逃してからだ。とはいえ、こんな気配りをしてもらった。「暑いから、ご一緒に」と、相合傘の取材。ファンの皆さん、ごめんなさい。「年間を通して、ツアーでは今大会が一番、暑い。自分を試す意味で重要です」といい、最終日へ向け、「最後の最後に納めます」。静かな闘志を燃やしている。

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