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2018.7.21

Day 2 プラスワン ショット

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

センチュリー21レディスゴルフトーナメント 瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県)第2日

 夏休みといえば、やはり入道雲。積乱雲の俗称だ。俳句の季語では雲の峰が多く使われる。この日も、朝から気温はグングン上昇していった。とにかく、暑い。4番のティーグラウンド後方に待機していたのは、ふと目にしたこの雲がきっかけだ。どんどん、雲が大きくなっていく。積乱雲は、1秒に10メートル以上も成長することがある。改めて、自然の作り出す驚異に舌を巻いた。

 本来の狙いは、キムハヌルさん。空の意味があるハヌルと、夏の空のイメージをしていたからだ。しかし、その時の雲の感じがいまひとつ。そこで、きょうの1枚は、小野祐夢さんにした。青空と、入道雲が織りなす景色。そして、空へ向かって躍動するスイングが、ピタリと当てはまった。ものすごく小さいが、ちゃんとボールも入っている。じっくり、ご覧ください。

 とはいえ、きょうも酷暑の1日。コースには陽炎が立っていた。知らないうちに、なぜかCharの名曲「かげろう」を口ずさんでしまう。ただし、時間が経つと、そんな元気もなくなる。コース内の数か所でいただいた氷が、とてもありがたかった。オープンウィークをはさんで、函館、茨城、滋賀とサマーウォーズを転戦。改めて、ゴルフは自然との戦い-という言葉の意味を再認識している。

 選手の皆さんは、コースで気高く、美しい。こういう時、一句ひねる趣味があれば、良かったが-。

(戸村功臣=ゲッティイメージズ)

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