2008.10.4
日本女子オープンゴルフ選手権競技 第3日目
昨日の爽やかな秋晴から一転し、雷雨のため15時12分から1時間30分程の競技中断を、余儀なくされた「日本女子オープンゴルフ選手権競技」第3ラウンドは、日没が迫りくる17時21分に最終組がホールアウトした。
狭いフェアウェイと深いラフ、硬く速いグリーンの難コースを悠々と征服して、飯島茜がこの日3バーディー、ノーボギーの69。通算1アンダーでホールアウトし、首位を捉えた。単独首位の3アンダーでスタートしたリエスド(韓国)は、2オーバー74とスコアを崩したが、通算1アンダーで初日からの首位をキープした。1打差のイーブンパー3位には、キムソヒ(韓国)がつけ、さらに1打差の1オーバー4位には、この日のベストスコア68をマークした李知姫(イチヒ・韓国)や宮里藍、ニッキー・キャンベル(豪)が入り、逆転優勝を虎視眈々と狙っている。
飯島の追い上げは、スタートの1番から始まった。通算2オーバーの8位タイからスタートした飯島は1番ホール、8番アイアンで6メートルにつけたバーディーチャンスをいきなりモノにすると、8番ホールも6メートルにつけバーディー。アウトを2アンダーで折り返した。後半に入ると13番2メートルにつけたチャンスを沈めた。しかし18番では第3打をグリーン奥に外し、今日唯一のピンチを迎えたが、難なくパーセーブしてホールアウト。昨年の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」のメジャータイトル保持者は、今日の3アンダーを自身に課したようなプレーぶりを見せた。ホールアウトした飯島は「今日はグリーンが止まりやすくなっていたので、ロングアイアンで打っても止まってくれたので、プレーしやすかったです。全体的に止まるというよりグリーンを外したのは最後(18番)だけで、パターもほとんどバーディの距離でした。ここで勝ったらランキングも上がるし、自信になって(賞金)女王争いも出来ると思っています。勝たないとそれもなくなってしまうので・・・・。明日は絶対優勝出来るように精一杯頑張ります」とメジャー2勝目に向けての意欲を語った。
一方のリエスドは「今日は簡単にパーを落としてしまいました。自分自身をもっと強く持って行けなかった。ショットが右にいっているのを昨日の練習で直したと思ったけど、まだ修正できなくて・・・。今日いくつかありました。明日は最終日なので攻めていきたいです。これまでは守ろうと思って落としていたけど、守らず攻めて行きたいです」 と前向きなコメント。明日の優勝争いに闘志を見せていた。
上田桃子が7番ホール(153ヤード)でホールインワンを達成!
7番アイアンで打ったティショットは、綺麗な放物線を描いて、ピンの手前に落ちるとそのままカップイン。上田にとって試合では初めてとなるホールインワン。
なお、明日の最終ラウンドは、8時10分に第1組がティーオフする。最終32組(リエスド・飯島茜)は12時00分にスタート予定。
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