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2008.10.5

日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終日

 第41回「日本女子オープンゴルフ選手権競技」(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)最終日は李知姫が6バーディー、1ボギーの67の好スコアをマークし通算4アンダーで公式戦初優勝の栄冠を手にした。

 朝から曇り空、秋を感じさせる気候(気温21度、曇り)の中でおこなわれた最終日。ここ紫雲ゴルフ倶楽部には多くのギャラリーが観戦に訪れた。発表ギャラリー数は9,210人。

 各選手がスコアを伸ばし、熾烈な戦いを呈した最終日。まず前半単独トップにたったのはキムソヒ。首位と1打差でスタートしたキムは前半で3つのバーディーを奪い混戦から一歩抜け出す。しかしながら李知姫(イチヒ・韓国)、不動裕理、宮里藍らが順調にスコアを伸ばし、首位から2打差に6人がひしめく混戦模様の展開。勝負の行方はバックナインにもつれ込んだ。

 バックナインに入ると、最初に動いたのは李知姫。李は10番と13番でバーディーを奪い単独首位に立つ。宮里は12番、13番を連続バーディーとし、首位と1打差につけ、李が14番でボギーを叩くと宮里が李知姫に追いつき首位に並ぶ。更に不動が17番でバーディーを奪い首位に。そしてリエスドも15番でバーディーを奪うと、李、宮里、不動、リエスドの4人が3アンダーで首位に並ぶ大混戦へ突入。

 勝負がついたのは18番。不動が18番をボギーとし首位から後退。続く宮里は18番をパーとし、李知姫とリエスドの2人を待つ。「アゲンストだったので、フェードで狙ったら引っかかってしまった」という李知姫の18番ティショットは左に外れるも、「フックをかけてフェアウェーウッドよりユーティリティのほうがいいな」と思って打ったセカンドショットを残り105Yの位置につけピンチを脱出。そして続く3打目をピン横2mにつけて見事バーディー。通算11勝目を公式戦で飾り、今季の賞金ランキングトップに躍り出た。「(2003年日本女子オープンでのプレーオフで負たことが)今でも憶えているぐらい悔しかった」という李知姫は、優勝が決まった瞬間「涙が出そう」なぐらい嬉しかったという。「米ツアーよりずっと日本ツアーでやりたい」という李知姫は、この勝利を弾みにツアー初の韓国人賞金女王に挑む。

2位 宮里 藍
「今日はいい流れでゴルフができました。気持ちが落ち着いている自分がいて充実したラウンドができました。1打1打集中してプレーできていたので、今日の精神状態はよかったと思います。(今日は)3アンダーが目標だったので4アンダーで回れてよかったです」。

2位 リエスド
「一所懸命やったと思います。1打で優勝できなかったことが悔しいです。今日は悔しくて眠れないと思います。(今回の優勝争いで)勉強になったし、自分自身が力がついて強くなったとわかりました」。

4位 不動 裕理
「3日間良いゴルフができたので、自分の中ではよい試合でした。18番以外はショットもパットも良かったと思います。(18番は)思い切って打った方が曲がらないかなと思って打ったらこの結果に…」。

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