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2008.10.13

富士通レディース 開催!

すっかり秋の気配が漂い、最高のゴルフシーズンを迎えた2008LPGAツアーは第31戦『富士通レディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が10月17日(金)からの3日間、千葉市緑区にある「東急セブンハンドレッドクラブ」(6,588y・Par72)で開催される。

今年で26回目を迎える本大会の出場選手は、今季未勝利ながら、トップ10に入る回数は17回(出場22試合)と常に優勝争いをして、マネーランクも5位につけている、ディフェンディングチャンピオンの横峯さくらを始め、同ランク2位の福嶋晃子、3位古閑美保、7位原江里菜、9位不動裕理、また先週の『SANKYOレディースオープン』でプロ入り初優勝を飾った若林舞衣子など総勢96名が本大会に挑む。

昨年の最終日は、18番ホールで劇的なドラマが待っていた。上田桃子と李知姫(イチヒ・韓国)が7アンダー。6アンダーで横峯さくらが追いかける形で、最終ラウンドがスタートした。

上田が14番のチップインバーディなどで着実にスコアを伸ばし、一時は2位と4打差をつけ、大勢は決したかに思われた。しかし横峯が16番、17番で連続バーディ。最終18番で上田が約1mのパーパットを外し、上田と横峯が共に通算9アンダーで並び、勝負の行方はプレーオフにもつれ込んだ。

プレーオフ2ホール目、上田のティショットは、大きく右に曲げ、深いラフへ。横峯のティショットは左に曲がりクロスバンカー。直接グリーンを狙えない上田は、確実にレイアップ。横峯は、バンカーからグリーンにナイスオン。上田の3打目は、グリーンまであと僅かのところで、名物の“ガードバンカー”へ。そのバンカーに捕まった上田のボールは、ピン方向へ打つことが出来ず、勝負あり。横峯さくらが、この優勝で自身初の年間獲得賞金1億円突破を果たした。

昨年大会では18番ホールの平均スコアが3日間トータルで4.4と18ホール中、最も難しいホールとなった。そのグリーン手前で待構えている名物ともなった深く切り立った“ガードバンカー”では、今年はどんなドラマが生まれるのか。LPGAツアーもいよいよ終盤に近づき、ツアープレーヤー達の白熱した賞金女王争い、シード権争いが繰り広げられる。

また、10月14日(火)に今大会会場の東急セブンハンドレッドクラブで行われた主催者推薦選考会には49名(プロ41名アマ8名)が出場し、プロ13名アマ2名の計15名がチャンピオンシップの出場権を獲得した。

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