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2018.7.29

小祝さくら&安田祐香 それぞれの収穫

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

大東建託・いい部屋ネットレディス 鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)最終日

 フロント9で1ボギー、1ダブルボギー。小祝さくらは6番まで持ち味を引き出せなかった。4番のダブルボギーは、「第2打を8Iで、140ヤードぐらい打ったけど、ボールが右へ出てしまった分、ショート。集中力を欠いていたと、課題に残ります」と猛省。その後、6番も、3パットのボギーが痛い。スコアを一時、通算5アンダーまで落とした。

 ところが、驚異的な巻き返しがスタートする。8番で9メートルのバーディーパットをねじ込むと、表情が一変。「まだ、9ホール以上残っていた。ここから5アンダーを目標にすることは、無理ではない」と以降、7バーディー、1ボギーと別人のようなパフォーマンスを披露した。69でホールアウト。3位タイへ食い込んだ。次週は故郷の試合が控える。「北海道で、初優勝が目標になりました。しっかり調整します」。新たな可能性を自身も再確認した。

 一方、2000年生まれのアマチュア、安田祐香も3位タイと健闘。「第1日から、優勝争いができて、第3日から順位を落とさずにプレーできたことがうれしい」と振り返る。これまで7試合、LPGAツアーへ参戦。すべて予選通過を果たしている。今回が最高位の3位タイ。「ショットが、ずっと良いから1Wを曲げても、カバーする自信があった」と、胸を張った。しかし、まだ高校生。最終日、最終組でプレーした感想を質問され、「18番グリーンに来た時、ウェルカムコールで名前が呼ばれるし、本当に気持ちが良かったです」。ミレニアム世代も、大器の宝庫である。

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