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2018.8.4

自己ベストタイ 福田真未が首位奪取

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー22戦『北海道 meiji カップ』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)大会第2日が8月4日、北海道北広島市・札幌国際カントリークラブ島松コース(6,493ヤード/パー72)で行われた。この日、64をマークし、通算11アンダーで首位に立ったのは、福田真未。3打差の2位タイで青木瀬令奈、申ジエが最終日の逆転を狙う。(天候:曇り 気温:23.0℃ 風速:0.7m/s)

 ザ・自然体。気がつけば、福田真未は、首位だった。加えて、自己のベストスコアタイ、64をマーク。「プレーをしていて、これだけのスコアが出ているような感じはありません。集中していたのでしょうね。ホールアウトしてみたら、この結果でした」と、まるで他人事のように漏らす。14番でボギーがあったものの、この日は、9バーディーを奪取。「今回は、グリーンのスピードとイメージが、ぴったりです」と好調の要因を話した。

 一方で、バーディーチャンスは、ナイスショットがあればこそ。スイングもギャラリーの視線をくぎ付けにした。「自分でも、すごくクラブが振れていると思います。緊張すると、両肩へ力が入るクセがある。去年から、スイングというより、クラブの使い方を考えるようにしました。今までは、クラブというよりも、自分の体が打ちに行く。そんな感じでしたから…」とひと息ついて、「バックスイングで脱力をし、そこからクラブを思い切って振っていく。そうすれば、勝手にクラブが降りてくる。プロになってから、安全第一でボールを曲げたくない。その気持ちばかりが先行。アマチュアの時より、飛距離が落ちていた。いろいろ悩んだけど、今は気持ちよくクラブが振れるおかげで、20ヤードは飛距離が伸びています」と説明した。

 前週のことだ。こんな話をしている。「今年は、とてもショットがいい。特に、プロアマ大会ですごい。もう、3回、優勝しています」。となれば、肝心の大会でその勢いを発揮しない手はないだろう。「でも、きょうはデキすぎ。あすはそれほど高望みをせずに、いきます。そうすれば、結果って、ついてくると思っているから」と言葉が弾む。脱力がもたらした解脱の境地で、いざ、ツアー2勝目へ-。

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