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2018.8.10

黄アルム、63で首位発進 

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー23戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が8月10日、長野・軽井沢町・軽井沢72ゴルフ北コース(6,655ヤード/パー72)で開幕した。好天に恵まれ、好スコアが続出。9アンダーで黄アルムが首位に立った。3打差の6アンダー、2位タイは木戸愛、石川明日香、大山志保。(天候:晴れ 気温:27.3℃ 風速:2.1m/s)

 無心。無欲。避暑地で、またも黄アルムが輝いた。63のトーナメントコースレコードタイ記録をマーク。「すごく、楽しかった。ただ、記録などを意識したわけではない。目の前の1打を気持ちよく。それを繰り返していたら、このスコアだった。私のベストスコアを2打更新できたことも、うれしい」。まるで人ごとのように話している。

 この日のハイライトは、やはり7番。残り153ヤードの第3打を8Iで、カップインイーグルを決めた。他にもバーディーが7つ。ノーボギーのラウンドに表情がゆるむ。「リズムを一定に保つことがテーマ。パッティングも良かったし、最後までリズムが狂うことはない。すべてがかみあったから、きっとスコアがついてきたのでしょうね」。今年6月、パッティングの不調で、「ゴルフをやめたい」と周囲にもらしたことが、まるでうそのようだ。

 どん底からはいあがったのは、前々週の大東建託・いい部屋ネットレディス。プレーオフにはなったものの、第1日から首位をキープする完全優勝で鮮やかな復活を遂げた。9年ぶりの優勝は、「とても長かった。あまりに、長すぎて苦しいことを忘れてしまうほど」。とはいえ、通算2勝目をあげた後は、「いつも以上に練習へ集中できた」と加える。なぜなら、「来年のシードが決まったでしょう。うれしいというより、ホッとした。でも、慢心の気持ちはありません」。

 ロケットスタートにも、「まだ、2日間残っています」という。「いいスコアが出ると、次の日がサッパリということがあるでしょう。欲を出さず、あすはひとつでもスコアを伸ばしたい」。自戒の気持ちを込めた。

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