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2018.8.10

小野祐夢 新涼の軽井沢で上昇機運

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)第1日

 軽井沢の清涼感が、好スタートの一因だった。小野祐夢は、5位タイで第1日を終える。今季の第1日、ベストの成績だ。「前半はアイアンショットがよく、すべてのホールでパーオンをしたけど、後半がよくない」と、うれしさも半分の様子だ。

 痛感していることがある。スタミナ不足。「ラウンドの後半になると、ショットがラフに入る回数が多くなる」という。これまでの最高位は、第4戦のアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIでの22位タイ。プロ3年目で、今季はLPGAツアーへフル参戦しているが、21試合で予選落ちが10回の成績に、「序盤はいい感じでプレーできたけど、6月中旬から、スコアが出ない。予選を通過しても順位を上げられない」と唇をかんだ。そこで、取り組んでいるのは、「夏は、食事の量が減ってしまい、体重が落ちる。今年は夕食後、寝る前にも、おにぎり1個と、フルーツをとる」。

 取材中、笑い声がもれたが、これは窮余の一策だ。それほど、小野が必死の証である。「体重が落ちると、飛距離がバラついてしまう。それに、スイングで体が左右にぶれて…」。故郷の岐阜・土岐市は、今や日本一の暑さを誇る多治見市に隣接している。東濃地方は、良質の水源にも恵まれ、古くからうなぎ料理が名物だ。ビタミンA、ビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多い。夏バテ防止にはピッタリの食材といえるだろう。

 あのイボミも、重要なスタミナ源とアピールするほどだ。せっかくの好発進。土用の丑の日は過ぎてしまったが、うなぎで滋養をおすすめしたいが、さて-。

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